「能力共鳴」を阻止するため、

思惑通りジークフリートと切原のシングルス対決を仕組んだドイツチーム。

切原の悪魔化を誘いダメージを追い続ける演技を続ける!



「昔の俺にそっくりだぜ全く・・・
テメーのその自信家な反面
怒りを表に出す事で
他人への嫉妬や劣等感を隠すのが下手クソな所もな」




ゲーム日本 4-4!!




追いつきはしたが・・異変を感じる日本ベンチ・・


鬼「ドイツの狙いは何だ!?
何故切原をあえて悪魔化させてまで攻めさせる!?
」


Q.P「日本チームも気づいたみたいだね
・・・もう 遅いけど
」



(もう負けはうんざりなんだよー!!
No.1になる為に全国一の立海に入ったのに
3人のバケモノが邪魔しやがった!!
そして立海の2年せーエースとして臨んだ関東大会でも
このU-17でも先輩や宿敵達が
自分のテニスを見つけ進化してってんのによ
俺は何一つ成長できてなかった!!


ちきしょー 俺は
・・・
俺は・・・
俺は・・・・・・
俺は・・・・・・)





15-40!!  マッチポイント!!


ネット前で倒れこみ、よろよろと立ち上がる切原



ジークフリート
(最後まで諦めない勝ちへの執着は認めてやるよキリハラ
だがそろそろ立ってるのも精いっぱいみてーだな
)

ロブを上げ、ラリーを10秒続け、「集中爆発」が切れるの待っているのだが・・

10秒以上経過しても、「集中爆発」の状態を続ける切原!





立海大附属中エース 切原赤也はこっからだ!!


振りぬいた一球は、
ボールがホップしジークフリートの顔面をかすめてアウトに・・・



(コイツの勝ちへの執着ハンパねぇ!!)


ゲームアンドファーストセット
ドイツ  7-5!!




作戦通り、切原を次セットから戦えない状態にした・・・
そう確信したジークフリート




「俺の勝ちだ!
更にテメーは使いもんになんねぇだろ?
あとはミハエルと二人でタネガシマを・・・
」


倒れた切原が何かボソボソと発している・・・


「あん?聴こえねーよ」



アウトになったボールが、ゆっくりと戻ってきて、


ジークフリートの首裏にコツンとあたる・・



処刑法其ノ零・・・ 『介錯』


(あのアウトボールが戻って来ただと・・!?


何だこりゃ 身体がピクリとも動かせねぇ・・・
)


ホップしたボールが戻って来たのは不二の『白鯨』


そして、遠野の処刑・・・



「切原は『悪魔化』して闇雲に攻めたフリをしながら
13の処刑法をバレない様に攻撃に散りばめていたと言うのか!?
」



切原
「と
遠野先輩・・・
あざ〜す
」

遠野「テメーにしちゃ上出来だぜ」


しかし、切原も既に自分でも感じていた。
一矢は報いたが、限界・・・


その時・・・



(早く解放しろ・・・)



な 何だこの声は!?


(早く解放しろ・・・)


誰だよテメーは!?


自分の中から問いかける、声・・・




(お前のテニスはこれで終わりか?)


フランケンシュタイナーがジークフリートを抱えてベンチへ運ぶ



「すまねぇ ビスマルク


クソッ!!こっちはまだまだ体力余ってんのに・・・
身体が全く動かせねぇ!?」


「・・・さぁ 一丁あがりだぜ・・・

次は・・・アンタの番だ
」


(そうだ 解放しろ!!)

切原の中にある、何かが覚醒する・・・



ビスマルク「ほう・・・」


種ケ島「赤福め・・・最初っから一人で戦うつもりやったか」



ジークフリート「バカな・・・・・・体力0になったアイツが何で!?」

混乱するジークフリートを宥めるボルグ・・

ボルグ「ジーク・・・今は休む事に集中しろ!」
Q.P「イレギュラーはあったけど・・・
キミはしっかり変則シングルスには勝利したからね
」



「は はい・・・」

セカンドセット
ドイツ サービスプレイ!!


何かが目覚めた切原がリターンに備える


ビスマルク
(アイツ 化けやがった
『矜持の光』と互角に戦ってみせたその『集中爆発』
いった何秒間維持できるようになったキリハラ!!)

しかしその直後、糸が切れた人形のように倒れこむ・・

フォローに入る種ケ島!


どんな回転をも無効化する
種ヶ島先輩の伝家の宝刀  『已滅無』


ファーストポイントを奪い、
静かに、切原をベンチへ運ぶ・・・。


「どう思う赤福? 


ドイツNo.2に負けられへんようなったわ・・・
」


第2セットはビスマルクVS種ヶ島の高校生対決!


次号へ続く!