不二周助と共に挑んでいたのは跡部だった!
「なんでわざわざそんな事を・・・!?」
平等院「豪州ペアにとったら跡部も仁王も初対戦だ
あまり効果があるとは思えんな」
入江「いや・・・跡部君は別の誰かと戦っているのかも」
慌てて飼い犬と飛び出していくノア!
僕が責める場所を見誤るなんて・・・
王様(キング)と騎士(ナイト)が入れ替わっていた!?
兄さんのところに行かなきゃ!!行って僕が必ずオーストラリアを立て直す!!
種を明かした跡部!
タイブレークに入り更にエンジンを上げていく!
「破滅への輪舞曲」を打ち込む跡部!
27-27
「さぁお前らどこまで持久戦が出来んだ?」
更にタイブレークは進み・・・
41-41
ミルキー「マックン サービスポイントさえ落とさなきゃ」
マック「オイラ達豪州の勝ちだかんねミルちゃん」
そう・・・豪州のこの中学生ペアにはミルキーの必殺サーブ「Tachyon」がある・・・
揺らぐことなく長期戦に対応し続ける豪州代表・・
三船「おい鬼!豪州(あっち)の中学生(ガキ共)もやるのぉ」
タイブレークも未知の領域へ・・・
137-137・・・
豪州、ミルキーのサーブ・・・
「今度こそ「Tachyon」で奴等の息の根を止めろぉーーーっ!!!」
三船「・・・・・・だがよぉ
日本(ウチ)の中学生(ガキ共)はもっと面白ぇぞ」
跡部
そろそろお前なら見極められんだろ・・・なぁ不二
跡部だけではない・・・
成長し、進化したのは・・・
不二
もっと速く・・・・・・
あの打球よりもっと早く・・・
ボクが理解し判断し
反応することが出来れば
「Tachyon」を放つミルキー・・・
やがて周りがスローに
そして止まって見える
それが―ーーー
(風の攻撃技の一つ)
クリティカルウィンド
『光風』
高速サーブ・・・「Tachyon」が放たれる・・
その刹那・・・不二の研ぎ澄まされた間隔と共に時が止まる・・・
狙いしました一線の風が「Tachyon」を止める・・
「そして僕の時間は動き始める」
豪州が自信を持っていたサーブへのリターンエースへのポイント
147-146日本!!
マッチポイント!!・・・
三津谷「より速く打球の起動やスピードを判断することで
脳から筋肉への指令をより速く伝達することを可能にした
信じられないけどあのサーブでさえ彼には・・・一瞬スローモーションに見えていたに違いない」
平等院「デューク・・・奴の心の成長はお前に託したよなぁ・・・」
デューク「・・・ですなぁ
・・・でもダブルスを組んで分かった事がありますお頭」
「何だ?」
「彼は自らの手で壁をブチ壊していく程の心の強さを秘めていたという事」
「己の中の呪縛から解き放たれた様だな
天才不二周助・・・
アイツはいずれ我々の脅威になる」
「・・・かもですなぁ」
平等院にここまではっきり言わせる程の可能性を感じさせた不二・・・
不二だけではない・・
今脅威なり得るのは・・・
跡部「良くやった不二」
微笑み一つで返す不二・・・
不二「後は任せたよ」
入江「・・・そして もう一人」
マック「ミルちゃんっ彼のサーブはそんなに速くない!」
静かにリズムを整えトスアップする跡部・・・
入江が気付く・・・
「あ あれだ!?」
グループリーグ開始前夜・・・跡部と会話を交わした時に見せたサーブ。
サーブと同時に周りの空気が振動する・・・
それに呼応し、周囲の照明が割れ行く・・・・
空気が歪む・・・
乾の眼鏡も・・・割れる!(笑)
これぞ、彼の更なる加速する進化の証・・
『氷の皇帝』(こおりのエンペラー)
ミルキー「無理っしょ・・・・・・・・・」
マック「凄ぇ−ス」
跡部「ガラスの雨に気を付けな」
ゲームセットウォンバイ日本 7-6!!
ドルギアスの元へ歩み寄る跡部・・全てを明かす!
「バーカ・・・いちいちテメェみたいな狂犬に噛み付くかよ
watching your Plays,I noticed immediately
You can't defeat Switzerland by indiviuai ability
There should be agenius who is
manipulating you like a chessman.
俺様のインサイトでスケスケだぜ!
直接お前を伸せないのは残念だがな!」
ドルギアス「くそガキがぁ!!」
「ノア君の戦術が破られたーーーっ!?」
ドルギアス「狼狽えるな雑兵どもが・・・
3勝すればいい ノアがすぐ戦略を立て直す
それまで・・・俺がまず一勝挙げてきてやる 老け顔の唯一の高校生を倒しゃあとはザコだけだ」
しかし・・
コートへと向かわない鬼・・・
鬼「そう墓場へ生き急ぐなよ
キサマの相手は俺じゃねぇ・・・」
コートには、天衣無縫の状態でコートに立つ金ちゃんの姿が!
今月はここまで!!
次号
豪州の狂犬、J.Jドルギアス
VS
本能の天才児 遠山金太郎 開戦!