前回まで・・・日本の実力に、ヘラクレスが髪をワシャワシャ!
越智もまるで楽しむかのように髪をワシャワシャ!ってした続きです。(笑)
前回の内容は6月号をチェック。。
ギリシャ代表の控室・・
「ヘラクレス殿、完全に本気モードじゃのう
「日本代表・・・王者ドイツを苦しめた実力侮りがたしですな」
「僕もヘラクレスがアレをこんなに早く出したの始めて見ます」
突然ヘラクレスの身体が光りだします・・
「ヘラクレス 白銀の光(レウコンアキギュロスホース)」
なる状態に入ったらしい・。(苦笑)
無我の境地とは違うのでしょうか?
徳川の阿修羅の神童と似たような感じ?
その様子に越智も雰囲気が変わる・・
越智「大石 コートの隅で目を閉じていろ」
大石「え?」
越智「決して開けるなよ」
身体が光りだしたヘラクレスからのサーブ・・。
ヘラクレスと大石は二人の激しい打ち合いを大石は耳で、
エヴァは五感で見守るしかなかった。
そして本気になったヘラクレスと越智は打ち合う中、僅かなアウトで越智が打ち合いを制する。。
試合は進みゲームは互角の展開。
ゲーム5-5
「大石 目を開け、構えろ」
と越智が大石を動かす。
次はヘラクロスではなくエヴァのサーブ。
一気にワンセットサービスブレークのチャンスだ。
しかし、エヴァゲロスは8本連続でフォルトを犯し日本、6-5でリードに!
「バリヤバちゃん!?なんでサーブが入らねーんだよ!?」
苛立つエヴァゲロス!!
越智が与え続けたプレッシャーのターゲットは中学生でもあった。
そう、跡部、仁王ペアでの戦いのように。
大石には同じイップスにならぬよう、
自分のプレーを見せなかったのだ。
大石「越智先輩 彼はもう・・・」
越智「そっとしておいてやれ」
突如のパートナーの乱調、冷静にその場を判断したヘラクレス。
「・・・大石 決めてこい」
大石が力強い越智の存在に気持ちをさらに入れ直す。
自分が打ったら越智の言う通り、
目を閉じて静かにその戦況を見守るのだ・・・
そうすれば、この先輩が試合を決めてくれる・・・
しかし
サーブを放ち目を閉じた瞬間・・・
返球は大石を直撃した。
ヘラクレスは目を閉じた大石を真正面に狙い打ったのだ・・
常に冷静を崩さない越智ですら驚きの表情を隠さずに見せる
日本の控室ベンチでは、
日本を世界一へと押し上げんとする主将、平等院が静かに呟いた。
「・・・・・・・・・これが
国を背負って戦うという事だ!!」
しかし、ヘラクレスも表情を崩し、
大石を狙い打った後、涙を流すのだった・・・
「許しておくれ 少年」
次号に続く!!