プレW杯が終わり、それぞれの思いを胸に会場を後にする日本代表・・・
「プレW杯というエキシビジョンがあって良かった
明日の本選を前に世界ランキング1位のドイツとやれたんだからな」
「ところで乾?世界ランキングってどうなってるんだ?」
三津谷「最新の世界ランク 見てごらん」
ランク | 17ポルトガル |
1ドイツ | 18オーストラリア |
2スイス | 19ブラジル |
3フランス | 20オランダ |
4スペイン | 21中国 |
5.アメリカ | 22スウェーデン |
6アルゼンチン | 23日本 |
7イングランド | 24メキシコ |
8ベルギー | 25トルコ |
9チェコ | 26クロアチア |
10ギリシャ | 27インド |
11ロシア | 28アラメノマ |
12セルビア | 29韓国 |
13カナダ | 30タイ |
14イタリア | 31台湾 |
15南アフリカ | 32ツベ共和国 |
16デンマーク |
「世界のビッグ4と呼ばれるドイツ、スイス、フランススペインの4か国がケタ違いに強い
近年この序列は崩れていない」
真田「日本は23位か・・・・・・・・・弱いな」
金太郎「コシマエのいるアメリカが」5位やでぇ!!エエなぁ」
亜久津「チッ」
鬼「ビッグ4に今年のアメリカは食い込もうとしている
あの越前リョーガと越前リョーマの兄弟が行ったんだ さらに強くなってるに違いねぇ」
切原「リョーガってオレンジかじってた越前の兄貴って人?
あの人の試合見てないっスねぇ!本当に強いんスか?」
毛利「あぁ強いで・・・ねぇ月光さん」
「差して興味はない」
君島「彼はもともと日本代表では無い」
デューク「遠征先のマカオで偶然お頭が・・・・・・
そこでジーニアス10のNo.4だった霧谷と言う男をあっさり倒しちまいましたからなぁ」
平等院「今思えば最初から越前リョーマをアメリカに連れていく魂胆だったかもしれんな」
デューク「いやはや 物騒ですなぁ」
君島「更に今年のアメリカはラインハートという男が纏まらないエリート軍団に絆を持ち込み
最古のチームに仕立て上げたようだ--------------
とは言えビッグ4の壁は厚い そのアメリカを持ってしても敵うか・・」
切原「ビッグ4ってそんなにヤバイんですかっ!?」
君島「あぁ ドイツの強さは知ってるね
その最強ドイツにはさらに2人のプロが本選から合流する
W杯10連覇は盤石と言えよう
スイスの主将もプロで名前はアマデウス スイスのカリスマと呼ばれる人物でタレント豊富な代表をしっかり纏め上げている
フランスのカミュはテニス界の革命児と呼ばれている 今後のテニスは彼によって変わるだろう
古豪スペインのメダノレは数年前の怪我さえなければボルグも凌ぐ逸材ー―――
昨年の大手術から今年に入りいよいよベールを脱ぐ」
乾「それらは今回のプレW杯でも・・・」
柳「全試合1ゲームも落とさず勝利したそうだ」
「なぁ あそこ見てみぃ―――っ!!?」
「ちゃい☆」
種ケ島修二、到着!
大会前夜・・・
ドイツは・・・・
ランニングをする手塚を見やるボルグ・・・
「王者の貫禄を見せつけたようじゃなボルグくん」
「これはジークムント製薬プープケ会長 試合はご覧に・・」
「勿論見とったわい!プレW杯は我々スポンサーの顔見せみたいなもんじゃ!!
ところでクニミツはどうじゃ
今日の日本戦は圧勝だったじゃないか プロ転向できそうか?
その場合は当然我がジークムント社が・・・」
ボルグ「無理でしょうね・・・ ・・・今は
この大会はプロ数人も出ています
そいつらに当てて経験を積む事で」彼本来の力が開花してからでも」
プープケ「お前さんはキビシーわい」
ランニングする手塚を追い抜くように走るジークフリート・・
「てめぇには絶対に負けねぇ!!」
「成長するのはクニミツだけじゃないぜボルグ・・・」
一方、種ケ島が加わった日本代表・・・
大曲「しかし船でどんだけ掛かったんだよ?」
君島「飛行機ならすぐですのにねぇ プライベートジェット出しましょうか?」
種ケ島「だから怖いんや☆・・・ドイツのプロ、もう出たんかい?」
「大曲「最後返せねぇ様なエゲつない球打って来たし・・・」
入江「修さんの「已滅 無」なら返せたかもしれないね」
種ケ島「返せっけど勝てへんやろ☆」
黒部
「皆さん集合してください!いよいよW杯本戦・・・グループリーグが始まります」
以下、グループリーグのルールだ!
1. 32か国を8ブロック各4チームに分けての総当たり戦。
2. 各試合、ダブルス2試合、シングルス3試合の計7名選出
3. 7名の中に最低3名の中学生を含むこと。
4. 総当たり戦計15試合、全て別選手でなければならない。選手21名の総力戦。
そして日本はBブロック!
スイス、ギリシャ、オーストラリア、日本の4チーム。
デューク「大石くん、クジ運悪いですなぁ」
大曲「ドイツの次はスイスかよ・・・勘弁しろし」
チームから離れる入江・・・
種ケ島「おい入江 どこ行くん?サックスなら程々にしときや」
「あはっ バレた?・・・しかし三船監督----どんなチーム編成にするんでしょうね」
そんな三船・・・酒を飲みながらオーダーを考えながら大いびき・・・
その紙には、まるで落書きのように・・・
オニ
平等院
に×
金持ち→・・???(紙に重なり見えない)
オニに○印
ハカマダ
処刑
平等院
タネ に×印
フランス
とくがわ に×印
ワカメ中学生
イト目 ガム
殺し屋 さぎ師
ボウシに○印・・・
夜のコート・・・
無心に壁打ちを続ける跡部のを見つめる影・・・
「・・・・・・・・・何の用だ?」
「精が出るね跡部君」
「何でプレW杯 本気を出さなかった?」
「あれ?気付いてたんだ まあ本気を出しても勝てる状況じゃなかったよ
それよりグループリーグの組み合わせが決まったよ!!」
「 フン 」
「スイスとギリシャ・・・あとオーストラリアだったかな」
壁へ打ち込もうとしていた跡部の手が止まる・・・
「今 何て言った・・・?」
「スイスだよ アマデウス率いる世界2位の・・・」
「いや、最後のヤツだ」
世界1位だとか2位だとか、そんな事を聞いたわけじゃない。
今日旧知の友と出会った時に、海に突き落とし、そして自らも力づくで海を放り投げだされた。
傍若無人に振る舞ってきた。
アイツの所属している代表国は・・・?
「オーストラリアかい?それがどうかし・・・」
壁に向かって打ち込んだボールの勢いで照明が粉々に割れた・・
プレW杯の時とは別人のようだ・・・・・・やはりキミって男は・・・
オーストラリア・・・アイツのいる国と・・・同じブロック・・?
「楽しいW杯になりそーじゃねーの」
3月号に続く!