徳川と幸村。
二人の力が生み出した「共鳴能力」が新たな力を生み出した。
「互いの能力に惹かれ合い「能力共鳴」を起こすとはな。
徳川の能力「予感」と幸村の能力「五感剥奪」
その結果、お前達に新たな超能力が生まれた様だ
『第六感(ゼクステジン)』か
末恐ろしい人材がクニミツ以外に東洋にいたとはな
幸村(確かに あの時鮮明に見えた―ーーーー
まだフランケンシュタイナーが打つ前に)
鬼「コイツら べらぼうに面白ぇじゃねーかよう」
5-1とリードされた極地から追い上げる、反撃の狼煙が上がる!!
2-5 日本!
3-5 日本!
Q.P「この『能力共鳴』は厄介だね」
切原(そうだ、思い出したぞ あ・・・あん時
奴の目を見た途端体が動かなくなって幸村部長に似た何かを感じたーーーー)
徳川「帰りたいのか?」
Q.P「クニミツ・・・・・・何でボルグは君をTP(トレーニングパートナー)に選んだのか?
君の能力に興味をもっているからじゃないかな」
毛利「世界大会やったら『能力共鳴』が見れる思っとったんやけど まっさか身内におったやなんてなぁ・・・」
幸村「凄い!一瞬先の未来がハッキリ見える
これが『第六感』か!!」
ボルグのショットも先を見る・・
「なるほど巧い 逆コースか!?
第六感がある限り
あなたのプレーは既に過去のもの!!」
しかし・・・ボルグのショットは幸村のラケットを弾き飛ばす・・・
ボルグ「自分達が打ちのめされる未来は見えているかね」
「キミ達の『能力共鳴』には驚かされた だが・・・
活かしきれる身体能力がまだ無い」
徳川のラケットも弾き飛ばす・・・・
Q.P「出たねボルグの 渦巻きの洗礼(ヴェイヴェル タオフェ)」
平等院「チッ・・・読まれていても打ち返せない球を打ってやがった」
30-15
ボルグ「あと2球だ!!」
「ボルグの『渦巻きの洗礼』を返さなくては俺達に勝機はない!!」
「徳川さんっ!!?」
ブラックホールで止めてからのショット!
・・・しかしやはりラケットは弾かれ客席に飛んでいく・・
ボルグ「諦めろ!!」
その客席にヤツは現れた。
徳川のラケットを受け止める男・・・
少しうなだれた徳川の背中を刺す言葉・・・
「諦めんな・・・」
徳川の振り返った先には、リョーマがいた・・
「死んでも倒したい奴・・・変わってないっスよね?」
ラケットを徳川へ投げ返すリョーマ・・
徳川「今は仲間だが・・・
「ふーん・・・米国と当たったら今の日本じゃボロ負けっスよ」
「邪魔をするな 越前リョーマ・・・」
40-15・・・ドイツ、マッチポイント・・・
リョーマの姿・・・その存在だけで、
それは幸村へも無言の喝が送られた・・
(ボウヤ・・・)
徳川「さぁ 勝負はこれからだ!!」
マッチポイント、サーブはドイツチーム、ボルグ
追い詰められたこの状況で、
決着の常識を覆せるのか?
次号へ続く!