アメリカ代表・・・エキシビジョンを前に調整中・・・


そこへ日本VSドイツを視察中のラインハートからメールが・・


キコ「1ゲームくらい取れてる日本?
奴等はプレW杯ですら負け知らずだろ」


ドゥドゥ「おいおい・・・ウソだろ!?第1試合は日本が王者ドイツに勝ったらしいぜ」

リョーマ「ドイツもたいした事ないよね」




しかし、ドイツがこのまま黙っている筈がない・・・

そう信じる開場・・


跡部「あーん

入江「次のドイツ人はドイツかな? なーんてね」


ドイツ代表・・・コートに向かうはQ・P


観客「おお―――――――――Q・Pだ!?
エキシビジョンにあのQ・Pが出て来たーっ!?



驚きと歓声でどよめく開場・・

Q・P「そんなに見られると・・・実力の1/10も発揮できないかもしれないね

乾「謙虚さの中に嫌みな自信が垣間見えてますね

柳「Quality of Perfect
そう呼ばれていたことから名付けられた登録名だそうだ
本名 出身地共に不明らしい・・・
赤ん坊のころから英才教育を受けている天才集団のトップの中のトップだそうだ
王者ドイツ参謀にしてドイツテニスアカデミーの最高傑作と言われている」

切原「滅茶苦茶やばい奴じゃないっすかーっ!?」


鬼「大会10連覇に向けてドイツも気合十分って事よ!

ボルグ「行け クニミツ!


手塚「はい



跡部「あーん てめーはナニ人だ?

手塚「皆をここまで率いてくれたこと 礼をいうぞ跡部


ここで手塚登場に改めて思い思いの気持ちが交錯する中で個人的に思っていた一つの疑問が解決。

幸村「大会規定では、その国で暮らしていれば代表の権利はあるみたいだね

おぉ・・・これで納得、リョーマも、手塚も大会の規定をクリアしているって事ですね。
そしてデュークのハーフであるという曖昧さとかも全て払拭されました。



ここから2話目・・・


汗を流し、膝を付き、息も絶え絶えになっているのは跡部&入江・・・。


カウント・・5-0とドイツ、圧倒。

どうした跡部 いつまで膝をついているつもりだ


顔色変えず跡部を見下ろす手塚・・・

不二も驚く・・

これが 今の君の強さなのかい




何が進化は加速するだ お前は何をやっているんだ 跡部景吾

自分に言い聞かせる跡部・・
しかし、無情にラストショットが決まる。


ゲームセット ウォンバイ ドイツ!


ここから3話目にして既に第3試合・・・

油断も、驕りもないドイツは日本を本気でつぶしにかかる・・・・

第3試合、ドイツに出て来た高校生は・・・ボルグ!

柳「ユルゲン・バリー・ザヴィチ・ボルグ
『勝利への哲学者』昨年プロに転向し未だ無敗世界のテニス界を確実に変える男
・・・



切原「柳さん!もーいいっスよ 皆知ってますよ!!」


日本の高校生・・・は


俺に行かせてください


平等院「好きにしろ」


徳川が静かに立ち上がる・・・


一人無言で会場を去る跡部・・


入江「待ってくれっ どこ行くんだい 跡部君!?


真田「おい跡部帰るつもりか まだ終わってないぞ!!待たんかぁ――――っ!!


跡部「俺に・・・

足りないものが見つかった・・・



その場を静かに去る跡部・・

白石「跡部くんが そして彼と死闘を演じた入江さんとの協力タッグをもってしても・・・


木手「怖気づいてみっとも無いですね


大石「これが世界なんだ・・・

亜久津、銀さんも試合に向かおうとしない・・


丸井「王者ドイツ相手だ・・・仕方無いだろい

切原「くそっ」

天才で自信家で、明るい態度を崩さない丸井ですら弱音を吐く・・・

遠山「ワイは誰相手やろうと諦めへんでぇ――――っ!!」


鬼が感じ取った・・・

跡部・入江の敗北でこいつら全員ビビってやがる

しかし一人、冷静に自分を崩さずにいる男が一人・・・

みんな 悪いけど・・・俺がやってもいいかな?


真田「ゆ 幸村・・・・・・・・・


徳川&幸村、出陣!


4話目!

V Y ボルグ&A・フランケンシュタイナー VS 徳川カズヤ&幸村精市


ファーストサーブ・・・一瞬でサービスエースをボルグに決められる・・


な なんて速さ・・・・・・これがプロとアマチュアの違いか!?  


だが――――



サーブのコースを読みブラックホールを生み出し返球する徳川!


しかし読み切っていたかのごとく、返球する、フランケンシュタイナー!


日本コートへ・・・スマッシュを・・・決めた・・・・・?


ボルグが叫ぶ!

よくボールを見ろ!フランケンシュタイナー!

フランケンとは構えた位置とは全く違うコースへ突き刺さっているボール・・・




幸村「スマッシュが決まった夢でもみていたのかい


まだ序盤なのに既に幻を見せ全開で挑む幸村!

反撃を・・・見せてくれ!!

徳川&幸村!!


次号へ続く!