遂に始まるU-17杯のエキシビション!

試合を前に食事を取るアメリカ代表・・


リョーマ「あれ ラルフは?」

ドゥドゥ「王者ドイツの試合を偵察に行ってるよ
お前の母国の日本も可哀想にな いきなりドイツだもんな」

ホットドッグをパクつくリョーマ・・

リョーガ「チビ助よ まだ日本が恋しいか〜〜っ」

別に・・・


キコ「まあ元仲間が王者にボコられるのは嫌だよなリョーマ?」


別に・・・


開場のエキシビション、ドイツチームがコートに入場。

10連覇へ向け死角無し。
大歓声に迎えられるドイツ!



続いて日本代表入場も静まり返る会場・・

大石「ハハ…誰も日本に関心ないみたいだね」

切原「のわぁ!?あの人まさかプロテニス選手のボルグじゃん!?」


幸村「プロでも17歳までなら出場できるらしい
ヨーロッパで大会に出ている二人も本大会には合流してくる


丸井「どうりで各国の選手達が偵察に来てる訳だろい」


真田「あのドイツの選手随分手塚に似た奴だな

跡部「バーカ 本物じゃねーの

木手「あの憎らしい顔はほぼ確ですね

大石「あっ そうか昨日言い忘れたけど驚くなよ皆!手塚がなんとドイ・・・


それを早く言わんかぁ―ーっ!!

切原「なにやってんスか大石さんっ!!

幸村「動きが悪すぎるよ大石くん・・・

仁王「やっぱり使えんタマゴじゃき


白石「せやけど・・・手塚くん更にオーラ増しとるわ」

ドイツ代表がコートに入る・・・

待てジークフリート

なんですQ・P?

Q・P「クニミツは元日本代表の合宿にいた!!
彼に今のうちに日本代表の情報を聞いておくといいよ」

手塚の口を封じる様に鷲掴むジークフリート!!

ジークフリート「俺が・・・こいつに?

ドイツ人でもないこいつが・・・元仲間の情報を正直に言うとでもQ・P?

無駄無駄無駄なんだよ



第1試合!

     ドイツ代表                  日本代表
M・ビスマルク&E・ジークフリート VS デューク渡邊&不二周助



ザベストオブ1セットマッチ
ドイツ サービスプレイ!!


手塚に笑みを浮かべながら言い放つ・・

ジークフリート「おい日本人キサマのお友達がテニスを嫌いにならない事を祈るぜ」

刹那、デュークホームラン!

まさにこれこそ開幕先制ホームラン・・・(笑)

静まり返る会場・・・

平等院「一撃で雰囲気を変えたなデューク」

こんなもんでよろしいですかな お頭


遠山「ホームランのおっちゃんの勝ちや!!」

ビスマルク「あらら・・・
最初から(おまえら)中学生とのDなんて期待してねーんだから
早く降りてきてコートの隅にでも立ってな」

M・ビスマルク「チッチッチッ この試合俺一人で十分だよ」

不二「本命・・・」  デューク「ですなぁ」


吹っ飛ばされたジークフリートに肩を貸し、言葉通りコートの隅に置くビスマルク


「確かにワタナベの力は厄介だ――――

でもな強大な個性を持つダブルスこそ崩しやすいんだぜ」

サーブを放ち不二からのリターンを返す・・

(例えば「無回転の揺れ玉(スウェイボール)スーパースイートスポッドをずらすだけで
『デュークホームラン』は打てずキミ達のDは防戦一方 自ら崩壊していく}


チッチッチッ 攻めてなきゃ勝てないぜ!!

スマッシュ!

前に突っ込む不二!!」

「なぜ「三種の返し技を・・・『つばめ返し』を打たない!?」


あの時ボクは3つの事を誓ったんだ

・・・・・・手塚


不二周助は生まれ変われる!!

スマッシュ下へ走り込み体制を低くしそこから相手コートへスマッシュを繰り出す!

手塚と視線が交わる・・・



風の攻撃技(クリティカルウィンド)の一つ

『葵吹雪』
(あおいふぶき)」



もう守るだけのテニスは止めたんだ




不二周助が更なる進化を遂げる!!