2軍と1軍のトップの激しい戦いは続く・・・。
手も足も出なかった当時とは違う徳川の姿が、平等院の目の前にいた。
ゲーム 3−3
デューク「ここまでお頭と互角に戦えるとは・・」
種ヶ島「一体徳川のヤツ何をしたんや・・・・・・」
平等院「お前まさか」
ひたすら球を打ち込む徳川・・・
遂に平等院からサービスエースまで奪う・・。
返球も全てを平等院の上を行く!
ゲーム徳川 4-3
平等院「阿修羅の神道に・・・
踏み込みおったか・・・」
ゲームを取り平等院に背を向け・・
「俺はこの一戦に命を賭ける」
しかし平等院もそう簡単ではない・・・
ゲーム 6-6 タイブレーク・・・
入江「鬼・・・・・・行けるよ」
鬼「ああ」
(ようやくあんたの背中を捕えた
斎藤「黒ベエ 柘植ちゃん今のみました!?今の徳川クン互角ですよ完全に!」
柘植「平等院より上かもな」
黒部「・・・・・・お二人とも思い出しませんか・・・命の取り合いを」
タイブレーク 6-5 徳川のセットポイント
徳川(歴史は変わる ただそれだけだ!)
平等院(良い気迫だ だが一切負ける気がしねぇ)
入江「あと1Pだよ徳川君」
鬼「このセットを取るにはここで仕掛けるしかないな徳川」
平等院「さぁ仕掛けて来いエリート!!」
スーパースイートスポットから放たれる光る打球を仕掛ける徳川
(俺が歴史を変える!!)
鬼「徳川ぁ!!
臥薪嘗胆の日々をそのボールに叩き込めぇぇ――!!」
激しい打ち合いの中、記憶が過る平等院・・・
「懐かしいなぁ・・・・・・・・・鬼
滅びるのはキサマらの方だ!!」
返球されたボールはコートの後ろの壁を破壊していく・・・
只、驚愕する徳川。
鬼「お 俺は 何て事をしたんだ・・・・・・
ひたすら持てる力を全て徳川に注いで『阿修羅の神道』へと押し上げた・・・
徳川を強くすることが
日本代表のトップにすることが俺の宿命だと信じて来たが・・・
俺は徳川だけじゃなく・・・・・・・・・
平等院をも強くしていたのかもしれない」
真に目覚めた二人の戦いの決着は!?
次号へ続く!