今回は許斐先生の完成記念イベント会場でコミックス1巻と購入!
関東カラーは氷帝!!相変わらず、格好良いイケメン集団です。
次のページを捲ると、許斐先生のCDジャケットはお披露目!
チビキャラがコレでもかと書いてあって、センターに豪快に筆文字で
「テニプリっていいな/smile」・・・もっと豪快ですけどね(笑)
そして書き下ろし、「海パンの王子様」がちょこっとお披露目。
ここからが本編第10話!
ジャージを脱ぎ捨てる跡部。
「勝者は・・・俺だ!」
氷帝コールの無い中、しかしいつもの自分を崩さない跡部。
呆気にとられる中、この事を知らない木手だけが「?」を浮かべます。
「もういいっスか跡部部長」
冷静な日吉。
「ああ満足だ」
「下克上・・・・・・させてもらいますよ」
静かな中に闘志を燃やす日吉。
一方・・・
「胸を借りるつもりで今のうちに学べるものを全て学ばせてもらうっす」
暫し無言の後、手塚「百錬自得の極み」を発動。
手塚「お前の全力を俺にぶつけてみろ」
学ぶだけじゃない・・・お前の本気を見せてみろ・・・
言葉にはしないけれど、無言で全てをぶつけろと促す手塚。
跡部のサーブから始まり「タンホイザーサーブ」を繰り出す跡部!
しかしなんなくリターンし、ファーストポイントは日吉に。
「もう何度も見させてもらいましたから」
海堂はスネイクを繰り出すも、ことごとく容赦しない手塚。
6−6と跡部に食らいつく日吉。
6−0と一方的に後が無い海堂。
チェンジコートの際、手応えありの笑みを浮かべる日吉、
悔しそうに顔を歪める海堂。
反対のコートへ歩く跡部と手塚。
二人が交差したその時・・・
「お互い考える事は同じのようだな跡部」
「お互い苦労するよなぁ 手塚」
二人の気持は一緒だった。
次の代を担う後輩に伝えたい事がある。。
先輩として、部長として・・・
「だが日吉(アイツ)率いる氷帝が来年は全国を貰う」
「いや 海堂(アイツ)が2連覇に導くだろう」
一年トリオの合宿レポートを挟んで・・・
第11話
あえて持久戦に持ち込む跡部。
跡部を見て憧れ、テニス部に入った日吉・・。
跡部を越えたいと思った。
しかし・・・
あの人を越えられない事は自分でも
最初から薄々わかっていたよ
だから下克上だと言って
勝てなくてもしょうがないと
あえて自分を納得させるために予防線を張っていたにすぎない
・・・・・・だが今は違う
アンタを倒して俺が天下を獲る刻来たり!!
限界を感じはじめた海堂
「どうした海堂 お前のテニスとはそんなものか?」
激しい打ち合いに膝に来てしまった海堂。
アウトコースへ打ち上げてしまう
終わったかに見えた・・・が。
手塚は手塚ゾーンを使ってアウトボールを引き戻す!!のだった
そしてもう一球・・・アウトボールを引き寄せる手塚。
膝に蓄積した疲れが限界を悟る海堂。
しかし・・・
手塚はゾーンを仕掛けながら動けない海堂のラケットへ狙いを定め、
再び手元へ引き寄せる。
「こ この俺をコケにするつもりか・・・?」
続く一方的なラリー。
その時・・・
「手塚てめぇーーーーーー ちくしょぉぉぉーーーーーーっ」
限界を超え、ブーメランスネイクを放つ海堂。
「引き出したようだね」・・不二には手塚の伝えたい事が解っていた。
零式で試合が終わる。
7−0・・・手塚の勝利。
限界を超えたショットを打った自分に高笑いをした海堂。
45−45。
激しい打ち合いはまだ続いていた。
「日吉よ・・・キサマが苦手の持久戦はもう克服出来たようだな」
跡部が伝えたかった事。
それは接戦で敗北する日吉に、本当はとうに持久戦など克服しているという事だった。
「選別だ若 まばたきすんじゃねーぞ
これが氷帝学園のテニス そして 俺様の美技に酔いな」
どこからか聞こえる氷帝コール。
幻聴でも紛れも無いその氷帝コールは、跡部が3年間、部長として培った氷帝コール。
47−45・・・跡部の勝利。
コートを去る日吉に跡部が声を掛ける。
「お前の氷帝コールを見つけてみろ」
「はい!」
戦いは続いていく・・・。