本格開戦! 第5試合!!
亜久津「図書室では世話んなったな」
大曲「オメェのお陰で朝5時まで本の修復よ あぁ眠い 勘弁しろし・・・」
「ご苦労なこった!」
真面目なんですね、大曲君・・・。
リョーマと戦った時とは比べ物にならない動きでコートを縦横無尽に掛ける亜久津!
種ケ島「面白い動きしはるなぁ自分」
軽々とロブを打ち上げ阿久津の頭を超す・・・
しかしそこには・・
「侵略すること火の如し!!」
大曲は軽々と返球する・・・
その返球に・・
「動くこと雷霆の如し!」
しかし更に種ケ島・・・
「さよか・・・・
金魚すくいの要領やな
俺に返せへん球はないよー」
軽々と雷を返し、真田のガットをも破る!
軽々と1ゲームを奪われた真田&阿久津・・・
白石 「真田君の雷をガットを破られへんであっさり返球するなんて・・・」
切原「手塚さんですらファントムで外に出すのが精一杯だったのに・・・」
不二「真田の心中穏やかではないだろうね」
チェンジコートの祭、ドリンクに手を掛ける真田だが種ケ島が絶妙なタイミングで奪い口に運ぶ・・
種ケ島の挑発とも取れる行動・・・
真田「先輩のドリンクはあちらですが!!」
「ああ 悪い悪い」
なんかヤなヤツですね、種ケ島。。
心を乱されぬよう落ち付こうとする真田・・・
種ケ島のサーブ・・・
構えたまま、地面にボールを落としては受け取りバウンドをいつまでも繰り返す・・
しびれを切らす真田・・
「おい!いつまで・・・」
サーブを打ち込んだ先は、ベンチに置いてある真田のドリンクへ・・・
ボトルは凹み、中身がこぼれる・・・
「ああ・・・悪い悪い」
いや、嫌がらせでしょ。これは・・・。
続く挑発にペースを掴めぬままゲームは3-0で高校生。
「おい真田 相手のペースにはまってんじゃねーよ」
「たわけ!流れを変えるぞ阿久津!!」
「ふーん 俺は諦めて・・・竜二一人狙いで来るみたいやわ」
瞬時に真田と阿久津の思考を読み取る種ケ島はラケットを放り投げる・・・
「ほらよ ほいじゃあと頼むわ竜二」
投げたラケットは種ケ島のラケットは大曲が受け取る・・・
「デカ勘弁しろし」
ラケットを両手に持ったままサーブを放つ大曲・・
たまらず当然の疑問を投げかける桃城・・・
桃城「ラケット二本 使っていいんスか!?」
乾「一応そんな事ルールブックにはかかれていないよな 蓮二?」
柳「確かにそうだが・・・」
確かに突っ込まないといけないよね、ナイス桃城!
そういえば、剣道も2本竹刀を持って試合に臨んでも反則ではないけど実際本当にどうなんだろう・・?
「笑止!そんな茶番蹴散らしてくれるわ!!」
「調子こいてんじゃねーぞ!!」
二刀流のラケットを見事使いこなし、強弱を付けた打球も自由自在・・・
「しゃあねーな・・・・このゲームは俺一人で相手してやっからよ」
二刀流でも完全に主導権を握る大曲。
ネットの真ん中で座り込んだままの種ケ島。
「やみくもに攻めても駄目だ 相手は一人だ コート全体を走らせ持久戦で行くぞ・・・
聴いているのか亜久津仁!キサマに言っているのだ!!」
「指図すんじゃねぇ ブッとばすぞ」
駄目じゃん・・・バラバラのまま・・・・(><)
火、雷を返された真田は、大曲の持久力を奪う策に出る為、「山」を使おうとする!
そんな絶妙なタイミングで・・
真田の思考を見透かすように種ケ島が口を開く・・
「言い忘れたけど竜次は代表No.1の持久力を誇るわぁ」
「ならば・・・・」
大きく前進し、思い切り振り切ったラケットが・・
亜久津の顔を強打してしまう・・・
焦りが生んだ真田としては最大のミス・・
倒れ込む亜久津・・・・・・
亜久津ぅぅぅぅぅ〜〜〜!!!
本当にお気に入りのキャラには試練を与えますよね、先生は・・・(><)
一方リョーガ&リョーマ・・・
えっ・・ここで場面転換
「スーパーでスイートポテト?」
その間違い、どうやって間違えたのでしょう、リョーマ君・・・
正しくはスーパースイートスポット(笑)
「つまんねーよ・・・ スイートスポットは知ってんだろ?」
ほら。。つまんないっていわれちゃった・・(笑)
「ラケットでボールをとらえた時最も早く打ち出せ、もっとも威力が伝わり 手への衝撃が最も少ない場所・・・だよな
だけど場所(スポット)じゃなく・・・スーパースイートスポットは点(ポイント)だ!」
むっ・・・納得できるような・・・・
「これ使ってみな チビ助」
リョーガがリョーマに渡したラケットは・・・
鬼が使用している十字にしか張られていないラケット・・・
これに平等院の強さの秘密が・・・!?
次号に続く!