元来持っていた「テニスのを楽しむ」という金ちゃんの性質。
更に強い鬼という存在に出会った事で天衣無縫へと昇華!
強さを目の当たりにした袴田・・「やれ恐ろしい事じゃ あのバカタレ・・・」
「オッチャン・・・打ち合わなオモロないでぇ!?」
難なく返球する鬼・・・
天衣無縫さえも通用しないのか・・。
しかし構わず金ちゃんは笑う・・。
「しびれるわ 鬼のオッチャンめっちゃ最高や」
「金太郎・・・遠山金太郎 不思議な奴だ
お前と戦えた事が俺の幸運・・・ありがとよ・・・
さあ 共に楽しもうや金太郎」
その刹那、鬼も全身が光に包まれた!!
「いくでぇ鬼のオッチャン手加減なしやで!!」
「あたぼうよ!!」
唖然と見つめる中学生・・・
這い上がって来いと喝を貰った桃城・・
「鬼さん 最初っから天衣無縫になれてた・・・のかよ」
「いやモモ・・・遠山君と戦ったことがきっかけで・・・
忘れていた力を・・・当時の目標を取り戻したんじゃないかな」と、不二。
「もちろん桃城クンと戦ったりもしてね フォローっちゅう話や」
「いずれにしても・・・あのボウヤいい顔してるね・・・」
ゲームセット&マッチ1軍!!
勝者 鬼十次郎 6-3・6-1
「へ?もうお仕舞・・・ふんぎぃーーーもっともっと戦ってたかったわぁ―――残念!
オッチャン楽しかったでぇ!!ありがとう」
「もっと強くなって来い 楽しみにしてるぞ!」
「次やる時はワイ負けへんでぇ!!」
おぉ・・・シャッフルマッチ始まってから
初めて爽やかに明るく気持ちよく終わった試合のような・・。(笑)
金ちゃんは残念だったけど、いい試合でしたねぇ!!
次号は連載お休み、特別読み切り!