鬼がU-17に召集されたとき、既に平等院は代表のエース格だった。
二人がコートを挟んで試合が始まるとそこは戦場だった・・。

白煙舞うコートで打ち合う二人の戦況を確実に直視出来るものはいなかった。。

モニター越しに見つめる斎藤、そして黒部さえもコーヒーカップを添える手が震える。

「平等院鳳凰・・・鬼十次郎 この二人はいったい・・・」

ポイントが決まり、白煙が一時的に去るも、主審すら何も言葉を失う。
そして再び白煙の中、ポイントが決まり、互いにポイントを確認しあうだけで再び激しい打ち合いが始まる・・。


「散れ・・・」
平等院が仕掛ける!


「Pirates of the Amerikan!!」


6球打ちで返球する鬼・・・




すかさず・・




(ザ スネーク チャーマー オブ インディア!!)

何故かヒンディー語!(探すの苦労した・・・)名前からしてものすごく日本の名前なのにヒンディー語の大技っぽいヤツ!!

そしてどうも5-4のゲームカウントで鬼のリード・・。


平等院「俺をここまで追い詰めた男は初めてだ・・・・・だが一切負ける気がしねぇ!!」



異次元のテニスが繰り広げられる!!

平等院・・ここへきて更に動きが増す!!

「そう言やぁ礼を言ってなかったな鬼十次郎・・・


「キサマとのこの命の削り合いで・・・俺は異次元の強さを手に入れる!

鬼十次郎さらばだ!!


えぇと・・・皆様、今更ながら言います。   テニス漫画です。(笑)

極限のショットが鬼を襲う・・がっ!受け止め返球する鬼!

その反動で・・・?後ろの壁が壊れる!・・


打ち返すも時間差で頬がパックリと切れ血が噴き出す中平等院の返球が再び襲う!

ダメか・・と思った矢先・・施設の子供たちの言葉が鬼の脳裏を過る・・・


「鬼の兄ちゃん日本一のテニスプレイヤーになってね」

笑みを浮かべる鬼!!
「地獄へ道連れだぜ平等院方法鳳凰!!

「あっぱれだぜ鬼十次郎!! 
だがキサマはすでに限・・・・・・界・・・」


平等院の目に映ったもの・・・鬼人と化した鬼の姿にを見る・・。



手塚がリョーマに侍の姿を見た時のように・・。


平等院の額からも流血が・・・


ゲームセットウォンバイ鬼 7-6!!


平等院を破った鬼・・・・。