シャッフルマッチ3試合が終了し、2軍の中学生たちは1勝2敗。
やはり1軍の実力はけた違い・・・
リョーガに付いていったリョーマだが本当にトイレだったらしく・・
「だからそう言っただろ チビ助!
俺よりお前と戦いたい奴がいるようだぜ」
立ち止まるリョーマの視線の先には。。。
一方試合コートには・・1軍、シングルスは鬼十字郎がスタンバイするが・・・
亜久津がいない?
「わざわざ死に場所を用意してやったのに怖じ気づくタマじゃあるまいて」
慌てて亜久津を探しに行こうとする河村だがコートには・・・
「鬼のオッチャンはワイの獲物や!」
「金太郎か 相変わらずだが今のお前に俺は倒せない!!」
鬼VS金太郎の試合が開戦!
金ちゃんのサーブより試合開始!
「超メガトンワンダーデラックス山噴火サーブ!」
「全力で来ねぇと今回は怪我するぜ!」
「鬼のオッチャン止まって見えるで」
ネットに素早く詰め寄って繰り出すドロップショットが決まる・・・。
常にテニスを自然体で楽しみながら攻撃あるのみだった金ちゃんがドロップショット。
誰より、四天宝寺のメンバーが驚きの色を隠せない・・。
「力・速さ・技術・打球の重さ―――
まさかここまであの数週間で成長するとは驚きだぜ これが徳川の言っていた崖の上での特訓の成果か・・」
3ゲーム、金ちゃんがまず先取!
そして鬼もリミットを外し始める・・・。
徳川との打ち合いで見せた5球打ちなるショットを放つ!
一球のボールなのに5つに見える・・・
しかし・・・
金太郎は5球全てを打ち返す!
デューク「五球打ちを中学生が軽々と・・・驚きましたなぁ お頭」
鳳凰「・・・ほぅ」
「lこない屁でもないわ!!」
よし合格っ!ついて来いやぁぁぁ――――――っ!! 6球!」
せや!ゾクゾクして来たでぇ―――っ!!」
そして7級・・・次々と一級づつ増えていく幻・・・。
大曲「鬼 大人気ねぇし」
鳳凰「自分で育てて自分で破壊するつもりか・・・・・鬼」
ショットは8球打ちまで増え、コーチ陣までもが何故かたじろぐ・・・。
そしてついに・・
「10球を抱いて眠れ!!」
目を凝らし、小さな体を目いっぱい動かし10球のショットを返す!!
「ワイは日本一のテニスプレイヤーになるんや!!」
鬼のコートへ突き刺さる間際、摩擦でネットを掠めて発火をし始める・・
なにっ?ショットの摩擦で発火!?(突っ込みどころですよね?(苦笑))
燃え落ちたネットの後・・自分の興奮を抑えきれずワクワクが止まらない金ちゃん・・
少し驚きながらも嬉しそうに一言つぶやく鬼・・・
「とうとう開花させちまったようだな」
来月へ続く!!