息詰まる攻防は4-4とゲーム上は互角ではあるが、
跡部と仁王は息が上がり始めたのに対し、まだ余裕の表情が伺える越智と毛利。
越智のマッハ、仁王扮する跡部の零式サーブが交互に決まる・・・が!
高度な技であるが故に仁王が普通のサーブを放つが・・
なんとか跡部が失意への遁走曲を決めて5-5
もう仁王の奴 これ以上零式サーブは 打てねぇ!
「おい手塚・・・次のゲーム 勝負に出るぞ」
跡部が決断した勝負は毛利のサービスゲームを奪取する事だった!
中々決まらぬ中・・毛利が言う・・
「あんたらあと少しの力(パワー)持っとったらねぇ」
「ああん?何か言ってるぜ・・・樺地」
樺地にイリュージョンした仁王がパワーを込め二人のラケットを弾き6-5に!
「良くやった樺地」
「ウス・・・」
拓殖「きゃっらのサービスをブレークするとはな!!」
戦況を見守っていた黒部・・
「長くなりそうですね・・・室内に移動しましょう」
斉藤 これからですよ・・・皆さん U-17代表の本当の力を知るのは」
「おい仁王よ いつまで樺地でいる気だ?」
「ウスプリ・・・」
「手塚でいろ 一瞬で足元すくわれるぞ」
「ケロケロ・・・」
ウスプリにケロケロ・・・仁王・・・(笑)
そして跡部の狙いはここでタンホイザーで一気にゲームを決める事だった・・
コートチェンジジ、すれ違った跡部と越智・・・越智の鋭い眼光に跡部が一瞬気負う・・・
タンホイザーで決めに掛かる跡部・・・
だが!!
フォルトを6連続し40-0とな・・
異変に気づく忍足・・・
「何や明らかにおかしいで・・・・・
あの跡部がこない立て続けにサーブが入らへんようになるなんて」
コートチェンジの越智からのプレッシャーに異変・・・!?
次号に続く!