遂に始まる1軍と2軍とのシャッフルマッチ!
先陣を切るのは跡部と手塚へと姿を化した仁王!
兼也思わず興奮!
「最も現実不可能言われとった幻のダブルスっちゅー訳かい
オモロイわ こりゃオモロイで」
「油断せずに行くぞ跡部」
「あーん油断 何処の言葉だ?」
今始まる戦い
2軍選抜
仁王雅治、跡部景吾ペア
VS
1軍代表 No.10毛利寿三郎、No.9越知月光ペア
真田も真面目な表情で(いつもだけど)興味津々です。
「手塚と跡部のダブルス 一見の価値はありそうだな」
公式の世界を相手にする戦いを決める為3セットマッチ!
サーブは高校生、元氷帝、越知から。
「ようメッシュ先輩 元氷帝なんだってな?
氷帝学園中を全国区にした実績 礼を言うぜ だが・・・・・
おい聞いてんのか青メッシュ!?」
その刹那、跡部の後ろをボールが抜く。
「おしゃべりはもう止めんでーね 集中して構えられんとあの人のマッハは止めれぇへん」
同じく跡部扮する仁王も自分の横を通り過ぎたボールを振り返る事しか出来ない。
この反応出来ないサーブを冷静に柳が分析してます。
越知の身長が226cm。
そこにラケットの長さ、ジャンプを算出すると3.36mの高さからサーブを打ち込む事になる。
相手コートのサービスラインを図ると17m78cm。
その間にある11m38cm地点のネット上30cmの高さを超える事で完全なフラットサーブが完成する。
理屈で考えればそのサーブに反応できない筈だ・・と。
しかし跡部は反応しサーブを返す!
毛利「おっとっとアレ返すんやぁ」
何事もなかったかのように返球する毛利。
既に跡部王国を発動する跡部。
「さしあたって戦局に影響はない」
ゲーム 1-0
「やはりあのマッハ・・・・・防ぎようがあらへんな」
「あれがある限り越知のサービスゲームは奪う事が出来ない」
「圧倒的に違うからね・・・・ビックサーブが有ると無しでは」
と、白石、幸村、不二
仁王のサーブが放った球は・・・
零式サーブ!
「既に仁王は零式サーブを打てるようになってるんだ 仁王のイリュージョンは限りなく本物に近づいている」
40-0から再びの零式サーブ・・
しかしそれを拾う毛利!
それを返すが仁王ば手塚ゾーンを仕掛ける!
「うっはぁー起用な奴っちゃ」
「体制を整えろ 攻めるぞ!!」
「遅ぇ・・・・・」
ゾーンで手塚の元に届く前に球に割って入り決める跡部!
ゲーム1-1
さぁどうなるんだこの先!!