武道館の興奮から僅か12日・・。
怒涛の4話掲載の今号、遂に発売!
白熱続く入江VS跡部!
遂に建国した「跡部王国!」
「見える!見え過ぎるぜ!! 貴様の絶対死角がな!!」
持ちうる身体の全てを駆使しようとも関節や骨格を見破る事で芯から反応出来ない死角を跡部は突く!
それこそが跡部王国!
浮いたボールに体重全てを乗せ入江のコートへ叩き付ける!!
「さあ 持久戦を始めるぜ!」
体制を崩し倒れこみながらも笑みを浮かべる跡部・・・
ゲーム跡部 6-6!!
ボクがキミの心を透かしてみれるようにキミはボクの骨格レベルまで・・・
「キミの進化は危険すぎるよ」
手塚戦の時と同様相手を見抜き、弱点を見抜き、勝つためのテニスを続ける跡部。
タイブレーク、、3ポイント先制する跡部・・・だが・・・・
「彼は持久戦を挑んでいない!? それどころかリスクを冒してでも攻めてきている」
既にハッタリは通用しない・・・。
入江は本来、、跡部の得意なロブを返す・・・
しかし跡部は・・・・飛ばない・・・
いや、飛べない。
「やはりさっきの転倒で・・・痛むよね 左足首?
やろうか キミの好きな持久戦」
入江に見抜かれた痛めた左足首!
前後左右に走らされる跡部!
「ざまぁ・・・ねぇな
今まで散々相手の弱点を持久戦で攻めてきたが・・・
まさかこの俺がそれをやられるとは皮肉なもんだ・・・ぜ」
ドロップで前へ、ロブで後ろへ・・・
「持久戦 望むところじゃねーの!!」
覚悟を決めた跡部!!
一方・・・
平理と天神もコートシャッフルの話を聞き付けコートに向かう所に見つけたのは・・・・。
ボール5つを同時に打ち込む亜久津の姿・・・!?
「ど どうしてっ!? 何がキミそこまで熱くさせるんだい?跡部くん!!」
「うるせぇ――――――っ!!」
気づけば187-187というスコアに達していた・・。
何度も引導を渡そうとする入江・・・
ドロップを見抜かれた刹那、
咄嗟にロブを上げ雪と共に跡部の後ろへ舞い落ち・・
追いつく跡部!!
「約束は果たさせて貰うぜ・・・手塚ぁ!!」
フェンスへ激突し限界の跡部、そして・・・
「ふう・・・・・・こっちの肩も上がらないよもう ナイスファイト!」
両者試合続行不可能により・・・・・ノ―ゲーム!!
入れ替え戦はもう一試合シングルスでの決着・・・
参戦するのは・・・
木手? 石田? 慈郎・・・?
「テメ―らには役不足だぜ・・・」
亜久津か?・・
「どけい!俺が行く!!」
遂に火がついた門番・鬼が固き扉を自ら開ける・・・。
流石に疲れを見せる入江。頭から水を被る入江にタオルが・・・
腕を上げて掴む入江・・・・・。
「あれれ・・・・・・腕上がらんとちゃうんか?」
一番コートの種子島が見抜くようにタオルを放り投げたのだ。
「修さん・・・詮索は無しにしてよ
彼らの進化をもうちょっと見届けたいでしょ」
「そのうち足元すくわれるでぇ」
コートではいとも簡単に鬼が6−0と勝利を挙げていた!
これにより鬼率いる中学生チームが3番コートへとランクを上げた。
ところで2番コートのメンツはどこへ行った?
今日はまだ誰もみてないな・・・
「あの人達はもう来ないっスよ・・・」
「尻尾を巻いて帰っていったわ!!」
「俺たちが新しい2番コートでいいっスね」
傷だらけの身体ではあるが・・・
合宿メンバーの”赤”とは違う”黒”のジャージを身に纏った一度は負けた中学生達が帰還!
更なる戦いが幕を開けるのか・・・!?
はいっ!今月はここまで!!