15-0
30-0
40-0
リョーガ(・・・何だこりゃ!?)
様々な技を食ってきたリョーが面食らう・・。
決勝メンバー決定戦で
不二が最後に見せた未完成の業・・・
「風の攻撃技 『狐火球』」
乾(スイングの僅かな風の動きで軌道が揺らぐ『狐火球』は返球不可能
奴に当てさせなければ奪われない
不二はそれを分かっていてあの試合で越前に未完成の技を見せたのか・・・)
「リョーガを 凌駕しろ 越前っ!!」
その先輩から受け取ったギフトすらも・・・
簡単に・・・返球されてしまう・・
リョーマ(マ マジ?)
切原「ヘンな事言うから返されちまったじゃないですかぁ〜っ!?
(振り被らず)ノーモーションで撃たない限りあんなの返球不能っすよ!!」
鬼「ノーモーションで打つなんてそんなバカげた話・・・」
徳川(ま まさか・・)
徳川は感付く・・・
沈黙するスペインサイド・・・
静かに口を開く二人・・・
アンントニオ「見せたのかい?」
アントキノ「一度・・・彼との練習で使ったが
まさあの時に奪われていたとは」
『時間泥棒(ラドロン デ ティエンポ)』
リョーガ(気づいちまったか・・・
・・・チビ助
あの日の真剣勝負で俺がお前に何をしたのか!!)
相手の時を奪う。
時を奪う中に、狐火は揺らがない・・・
ゲームスペイン 4-3!!
●・・・・・●・・・・・●
その時・・・
(リョ リョーマ・・・)
意識が戻らないままの治療室の南次郎が、
すっと静かに腕を上げ、
力なく腕を落とす・・・。
●・・・・・●・・・・・●
大石「う 嘘だ・・・
まさかそんな・・・
あの越前が全ての技を・・・
・・・いや テニス全てを奪われてしまった
トスを上げ、サーブの体制に入っても、サーブが打てない・・。
うなだれ、膝をつくリョーマ・・・・
一瞥だけ視線を送るリョーガ・・・
ゲーム&1stセット
スペイン 6-3!!
突然リョーマへ知っているかのように言葉を放つ・・
リョーガ「来いよ・・・ずっといんだろ?
(チビ助のテニスが奪われたら 絶対出てくると思ってたぜ
父さんいや・・・)
サムライ南次郎」
立ち上がり、笑みを浮かべて構えるリョーマ・・・
しかし、リョーガの視線の先はしっかりと南次郎が相対している。
平等院「そうか・・・越前リョーガの寄行は全て
”サムライ南次郎”と戦うために・・・」
会場が、各国の選手が沈黙を持って見守る・・
現れた南次郎に冷や汗を感じるリョーガはポンポンとラケットで踵を叩く。
「カッカッカッ!!やべぇ 武者震いかよ!!」
(悪いなチビ助 兄ちゃんにも1回くらい真剣勝負させてくれよな!!)
リョーガからのサービスゲーム・・
「さぁ教えて貰うぜ
強さの秘密ってヤツをよ!!」
コースの逆を突く鋭い返球も難なく返球。
兆発かの如く、リョーガの右頬を球威でスパッと傷を与え、傷から出血する・・・
それも構わず、ニヤリと微笑みリョーマを、
いや、南次郎を睨みつける
(いいのかよ)
(ああ・・・待ってたんだろ!!)
二人の中で交わされるラリー・・
南次郎のプレイ・・・
動きも早い・・・球も重い・・・
不二「す 凄い あの りリョーガを圧倒している」
リョーガ(これがサムライ南次郎のテニスか)
やっとの返球の中、リョーガの打球を容赦なく
南次郎が「サムライゾーン」で打球を引き寄せていく!!
次号へ続く!!!