会場中の注目の多くがこの男にあったかもしれない。


乾「越前リョーガ
知っての通り越前リョーマの兄で元アメリカ代表
本人の意思とは関係なく対戦相手のテニスを奪い
相手はその技を二度と使えなくなる
言わば最強最悪のテニス選手
越前が勝てる勝率・・・限りなく0に近い1%だ」



カチロー「無茶だ・・・」
カツオ「そんなのリョーマ君に勝ち目ないよ」
堀尾「も〜っ戦わなきゃいーのによぉ・・・越前のヤツ」

友香「そーよ リョーマ様のテニスを奪うなんてお兄様でも絶対許せないわ!!」

そんな中ではあるが一人だけ・・・
桜乃(でも・・・そんな相手にリョーマ君どう戦うんだろ)



平等院「世界があの越前リョーガを見たがってやがる
相手のテニスを奪いチームを崩壊させる
”天才異端児(ヘニオエレへ)”をな」


種ケ島「キケンな奴こそ見たいやろ・・・
それが世の常や☆」

鬼「危険たって限度ってもんがあんだろ?」

徳川「最後のテニスになる可能性も・・・」

入江「ボクなら怖くてたたかえないよ でも彼は・・・」

真田「今までどんな強敵だろうと奴は立ち向かった」

切原「天衣無縫を奪われちまっても
生意気さは変わってねぇ」


遠山「せや コシマエなら関係あらへんわ 頼むでぇ!!」


跡部「見せてみな お前のテニスを」


不二(不思議だねキミは・・・
どんな状況でもボク達に『希望』をあたえてくれる)


三船「おい小僧!!アニキを倒し日本の優勝に華を添えんかい」


リョーマ「・・・ういっス」


ロミオ「おいリョーガ
スペインの血が流れてるなら一矢報いてくれよ」

マルス「頼むわよお兄ちゃん」
セダ「・・・・・・負けんなヨ」

リョーガ「カッカッカッ ありがてーやアミーゴ達!!
Es la hostia 最高じゃん♪」


アントニオ「リョーガ・・・
肉親である弟のテニスまで奪ってしまったら
今までの関係には戻れなくなるぞ」

一瞬の沈黙・・・

リョーガ「しゃ〜ね〜や
背負っちまった運命だしな


悪いが恨みっこ無しだぜ チビ助」


「おっどしたチビ助?
ちょっぴり顔つきが男っぽくなったじゃねーか
兄ちゃん嬉しーぜ カッカッカッ!!


父さんと話せたとか?
んな訳ねーか・・・今も病院で昏睡状態なんだしな!
あ〜あ・・・父さんにはチビ助との真剣勝負見て欲しかったぜ」



リョーマ「ふ〜ん・・・やっぱ兄貴には見えて無いんだね

(行って来るよ・・・親父!!)

その背後にはベンチに座りリョーマを見つめる南次郎が・・。

えっ、リョーマにだけ見えてるの・・・
どういうこと・・とは読みあえた今も残っています・・・(汗)


試合再開・・・

第1ゲーム リョーマのサービスゲーム
0-15・・・

ラケットを右手に・・・

リョーマ、フルスロットル・・


乾「ツ ツイストサーブ!?」


リョーガ「いいのか?奪っちまうぜ!!」


大石「一本足のスプリッドステップ!?」


「攻めが早いなチビ助!!」


すかさず・・・

桃城「越前の十八番・・・ドライブB!!」


手塚(お前の全てをぶつけて挑んで来い)


COOLドライブ!!



しかし、即座に・・・・


リョーガのドライブB・・


リョーガ「一丁あがり」

しかし再び、ドライブBの体制に・・・

(チ チビ助・・・!?それはさっき失ったハズだぜ!?)

左手に持ち替えてのドライブB・・・


15-15!!


「奪いたきゃ奪えばいーじゃん・・・次いくよ

そのリョーマの猛攻に沸く会場


リョーガ「お前は怖くね〜のか?
自分のテニスがどんどん奪われ丸裸になってく事がよ」


リョーマ「全然・・・」

リョーガ「何だチビ助?もっと怖いモンがあんのか〜っ
兄ちゃんに話してみな!」



リョーマ「ヤダね」

ドルギアス「あのチビも負けてねぇ」

ゼウス「ほう・・・興味深いな」

プランス「あたり前だ!
ボクを唯一苦しめた強敵(ライバル)なんだからな」


ドゥドゥ「あいつらたった1球で・・・」
キコ「会場の空気を一気に惹きつけやがった」

ラルフ「試合はこれからですよ」


リョーマ「Next l'll do my senior's technique.」


ブーメランスネイク!!

続いてダンクスマッシュ!!


リョーマ「クロスに帰ってくる確率・・・100%」

乾「そうか 越前は'無我の境地'で今まで戦って来た
数々の先輩や強敵達の技を無限に出す事が出来る」


菊丸「おチビのクセに・・・」

大石「・・・ああ」

河村「粋なことするじゃないか」


不二(ボクの・・・)


『羆落とし』!!


リョーガ「まだまだだぜ」

リョーマ「あっそ!」



しかし・・・

跡部(零式ドロップ・・・)

リョーガが仕掛けた、零式。

ゲームスペイン 1-+0



跡部「(キサマの大事な思い出さえも
奴に根こそぎ奪われちまうぜ

越前リョーマ!!)



後戻りできない、兄弟対決が遂に動き出した・・・


次号へ続く!