磔御免が決まって勝負ありかと思いきや・・・
中河内「パツキン坊や・・・・・・・・・テニスに逆転ホームランは無ぇ!」
黒部の机に置かれた蔵宇座のステータス。
やはり全て見抜かれているのか・・・・
「バテてんじゃねーぞコラ!!」
左右に走らされる蔵宇座。
体力も限界に近い・・・
コードボールを放つ中河内に前進から再び「磔御免」を放つ!
中河内「結構頑固ちゃんだぜ!! 何か言ってみろよパツキン坊や!!」
立海大に敗れこの合宿の為に日本に残ると蔵宇座は名古屋星徳のチームメートに決意を伝える。
「日本に残る? この夏の全国大会の為に我々は留学生として集められただけだろ」
「こんなテニス後進国の日本にはもう居る意味がないだろクラウザー」
「その後進国と蔑んでいた国の選手に負けたんだ・・・・・・まだ僕は帰れない」
中河内「リリアデント蔵宇座 とっくの昔にバテると思っていたが いっぱしの根性ちゃん見せるじゃねーの!」
再びのコードボールに磔御免を放つ!!
「コイツ何処までも自分のスタイルを貫くつもりか!? さ 更に威力が増して・・・」
再び吹っ飛ばされる中河内!
「I can't yet return to the country (まだ僕は帰るわけにはいかないんだ)
威力が増したにも関わらず中河内はやはりコートに舞い戻る
しかしパワーが上がった蔵兔座の一撃にダメージを負った中河内!
切原「行けるぜウザウザー・・・!」
しかし力尽き倒れる蔵兔座。
試合続行不可能と判断し中河内の勝利。
蔵兔座の力を認めた中河内、倒れた蔵宇座を背負い笑顔で満足の顔色を浮かべる。
中河内「コイツ強くなるな」
鬼「あたぼうよ!・・・外道よ・・・・・・お前がコードボールなんて珍しいな」
「じゃかあしいわ!!」
中河内も相当必死だったのかもしれません。
そして試合は第二試合!
「浪速のテニス聖書」 白石蔵ノ介!! & 「コートを赤く染める悪魔」 切原赤也!!
データを確認している黒部。
白石と切原のデータを見つめる。
「この選手はバランスがいい選手ですねぇ」・・
しかし・・
「何故こっちの彼は2種類のデータが?・・・
切原赤也 怒りで我を忘れる事で飛躍的に運動能力が上昇する・・・か
しかしこんな事を続けていたら・・・精神の崩壊に繋がります
それにしても・・・・・・・・・・・・酷な相手と当たりましたね。」
松平親彦&都忍との対決は既に3-0となすすべなくリードされる白石&切原。
松平「あ〜ら若旦那 ワタクシにも巻き毛の坊やを弄ばせてくださらない」
都「ああ・・・・・・スマンスマン」
赤眼に切り替わる寸前の赤也に声をかける白石。
「切原クン 安い挑発に乗ったらアカンで・・・」
赤眼になるのを防ぐ白石。
「わ わあーってますって! 痛いほどにね・・・・・・」
柳が合宿を切原に譲った理由・・・・
「我々は大きな過ちを犯していた
赤也の悪魔化は勝つための 強くなる為の・・・
言ってしまえば立海の三連覇の為には必要なスキルだと信じていた
だがそれは彼の生命をも脅かすものだった
白石・・・キミに頼みがある 赤也の悪魔化を止めてほしい
本来は我々がやるべき事だがこの柳今日で合宿を去る あの遠山金太郎をコントロールしていたキミにしか頼めない
どうかあいつを救ってやってくれないか」
松平はフラワーサーブなる高速サーブを放ち切原の頭部を直撃。
そしてそれを白石までもが返せずにいた。
松平「なんでU-17にいるのかしら?
細眼の中学生にボロ負けしてたのにね 棄権してまで後輩に譲るなんて泣けるわね」
正常な意識をギリギリで保っていた切原が遂に赤目にそまり怒りにまかせラケットを振り下ろしたその時!
白石が左手でそれを制する。
ラケットが直撃した瞬間赤也が自分を取り戻す。
「おい・・・すまねぇ・・・」
「約束は守ったで・・・・・・柳クン
せやけどオサムちゃんとの約束は守れへんみたいや」
ラケットの衝撃で包帯が解かれていく・・・とうとう白石の左腕の秘密が明らかになるのか・・・!?