決戦へ向かう猛者を選ぶための、決戦。


黒部「皆さんエントリーの結果各ブロック4組ずつに別れました

ただし勝者が高校生5名以上となった場合は獲得セット数や
獲得ゲーム数、ポイント等の得失点を計算し・・」


三船「えーい 面倒臭い事は後回しじゃ!
2回勝った奴らが決勝に出る 以上!!

決勝スペイン戦の出場メンバーは己の手で掴み取らんかい!!」


ニヤリと笑み、そして瓢箪の酒を左手に高々と告げる監督!



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ダブルス2 第1試合  
丸井ブン太&木手永四郎ペア VS 種ケ島修二&白石倉ノ助ペア


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ダブルス1 第1試合
中河内外道&袴田伊蔵 ペア VS マスクマンH & マスクマンJ ペア

中河内「おいおい怪我はどーしたよ?」

袴田「・・・やれ恐ろしい事じゃ」


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シングルス3  加地風多 VS 入江奏多!!

そして、その、S3にエントリーしている跡部さん・・・

(あの野郎・・・・・・・・・ワザと俺の出場枠に来やがった)

入江さんの目的は、跡部さんなのか・・・





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シングルス2出場枠の第1試合  
切原赤也VS不二周助


(俺は決勝も絶対出てやる!!
昨日のドイツ戦で確実に何かを掴んだんだ!
俺は強い 今なら立海の3人の化物だっ)


「まずは見せしめにアンタからだ・・・」

この3年間・・・ブレる事なく己の信ずる道を貫いて来たお前を誇りに思う


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シングルス1 第1試合  徳川カズヤ VS 真田玄一郎


柳「玄一郎の『黒龍二重の斬』を全て的確に返している」

『黒龍三重の斬』!!

しかしまだ、2回まで・・
(やはりまだ・・・三度曲がらぬか)


徳川「・・・続けるといい 何度でも受けてやる!」

徳川も、阿修羅の神道で全力で真田を迎え撃つ!


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ダブルス2

(ワンマンハッスル・・・ ワンダーキャッスル!!)

種ケ島「ガムちゃん・・・ちょっと飛ばし過ぎとちゃうんか!?」

(豪州に来てやっとの出番やから言うて張り切り過ぎや
それとも何や−−−)

そして来手のハブが種ケ島、白石のコートを這い射貫く!

ゲーム木手・丸井 3-3!

「ジャッジをする大曲おいおいマジかアイツら・・
修二と白石相手に互角かよ」

「キテレツ まだだかんな」
「仰せのままに・・・ブン太くん」

「厄介なコンビですね」
「一筋縄じゃ行かへんようやな」



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ダブルス1 ゲームセットウォンバイ・・・


マスクマンH & マスクマンJ ペア 6-0!!


ダブルス1 第2試合 君島育斗&遠野篤京ペア VS越智月光毛利寿三郎 ペア!

直談判に向かった遠野はエントリーを認められてエントリー!



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ゲームセット ウォンバイ・・・不二周助  6-1!!

「一昨日の疲労が無ければアンタなんか・・・」

不二「そうだね」

「その笑顔と余裕が腹立つんすよね!!

・・・まあ負けちまったモンはしゃーないっす
アンダが行って下さいよ決勝!」

「ありがとう」

シングルス2 第2試合

千石「ラッキー キミと戦える日を首を長くして待ってたよ」
リョーマ「・・・んじゃサッサとやろーよ」

千石清純 VS 越前リョーマ

「あの時からキミは相当強くなって・・・
今やU-17日本代表に無くてはならない選手にまで成長した」

「・・・どうもっス」

「嬉しいんだよ♪自分の目に-狂いが無かった事もね!!」



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ゲームセットウォンバイ・・・入江奏多 6-1 !!

元No.5だった加地風多って奴を
いとも簡単に退けやがった


跡部「てめぇ本気を隠してたって訳か?」
「さぁ・・・早く上がっておいで跡部クン」

「その前に試練が待っているけど」


跡部のエントリーシートをみてしまった忍足は、、跡部に挑む!

シングルス2 第2試合  
跡部景語 VS 忍足侑士  !!


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地元、オーストラリア代表メンバーのプライベート

町中を歩くクリス、マック、ミルキーの3人・・・そしてカフェで見かけたジャン・・
ミルキー「あれキャプテンじゃん? 本当っスお〜いキャプ・・・」

マック「バカ 良く見ろミルキー・・・デート中だ!

「さすがフィッツジェラルド主将 豪州のダンディズム」


ミルキー「今度モテる秘訣をガチ聞くっス」




???「残念だったわねオーストラリア」

ジャン「お前も見に来てくれてたのか?」

???「ええもちろん♪」

そこに通り過ぎる人影・・

???「ごめんなさいジャン・・・このあたりで失礼するわ」

ジャン「ああ マルス・・・キミの考えは正しい・・・いつでもな」

???「Thanks フレンズ」


その人影の正体は、スペインの代表メンバー・・

路地裏にて・・・


「メダノレさんの巧く取り入れやがってリョーガめ・・・」
「アメリカ代表を裏切って俺らスペイン代にいきなり入るなんて正気じゃねー!!」

「おいアドリアン・・・計画通り奴を誘き出したか?」

「ああフェリペ バッチリだ!! あと3分ですっ ロドリーゴ先輩」


「テニス狙撃手(スナイパー)の拙者が40m離れた地点から奴を仕留めてやろう」


テニススナイパーと名乗るスペイン代表がお目見え

ロドリゴ・ロカ・ロドリーゴ(高3)


確かにいきなりスペインに現れたリョーガが
代表メンバーになったとなると面白いと思わないメンバーもいそうだが・・・・

そこに
ジャンといた先程の人物・・・

???「アンタ達 ちょっと物騒ね!」

アドリアン「グロスドレッサーの姉ちゃんは引っ込んでな!!」

???「ちょっと触んらいでくれる!?」


ロドリコ「時間だ・・・あの異邦人には少々怪我をして貰う」



呼び出されたリョーガ・・

「アイツらこんな洒落た所に呼びやがって・・・告白でもすんなかっての

非常階段からリョーガヘ狙いを定めるロロドリコ・・
(ターゲット補足 距離36.45m 風向きは南南西 風速3m/s・・・)

ボールをトスアップ、打ち込もうとするロドリコ・・・


激しい衝撃音!

リョーガは何事もなくその場を去っている・・・


倒れているのはそのロドリコ本人・・・?


ロドリコのスマホが鳴る・・電話に出る・・・


「後輩二人はおネンネ中よフレンズ
狙撃手を名乗るならもっと離れなさい」


ジャンとお茶をし、
フェリベ、ロドリアを返り討ちにし、
ロドリゴをリョーガの距離より更に遠いところから狙い打った・・・

この人もスペイン代表!


「私なら200mだって狙えるわ」

マルス・デ・コロン(高3年)


チームを壊すと言われているリョーガの加入、
スペイン代表の中で何かが起きているのか・・・