アマデウス「平等院(ヤツ)のテニスは・・・
不死鳥のように何度でも蘇る)」
わざと意図的に精神力のレベルを下げて戦っていた平等院・・・・・
”螺旋の洗礼”に捕らわれた”敢えて低くした精神力の状態”
の自分から精神力を上げてその状態から抜け出した。
ボルグ「精神力でタイムループを抜け出すとは・・・見事だ!!」
蘇った海賊は・・・
ボルグからリターンエースを奪う!!!
ボルグ「海賊を進化させた・・・・・・のか?」
あの時と同じだ
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プロ転向前、アマデウスの前に現れた平等院とデューク・・・
「俺は大雨の中奴を完全に追い詰めた
だがそれがそもそもの間違いだった
奴の中に海賊を解放した瞬間だった
「やむを得ん (もう一度『闇』でお前のテニス生命 永遠に終わらせてやろう)」
闇を切り裂く光!!
平等院「その技は既に見切ったぜぇぇっ!!」
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激しい打ち合いを制す!
ゲーム日本 1-3 !!
ボルグ「まるで別人のようだ」
平等院「黄泉の国から舞い戻ったぜ!!」
三船「平等院の強すぎる精神力は 当時悔しさを感じる事すら無かった」
(それは奴の進化にとっての致命傷と考えたワシは
まず奴に”阿修羅の神道”を学ばせ精神レベルを自在に操れるようにした上で
次に奴の心を折る程の強敵を世界中で探し出し試合するよう命じたんじゃ)
「だからお頭はデュークと世界を渡り歩き
猛者達を倒し回っていたのか・・・」
アンリ「ところで主将・・・
2年前の平等院との試合 どっちが勝ったんだ?」
アマデウス「・・・・・・」
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(あの日 平等院は死んだ)
大雨の野試合のなか、平等院のもとに落雷した・・
(平等院は雷の直撃を受けそのまま病院に運ばれ試合はノーゲーム
心配が停止し一度は死亡診断書も書かれた
だが 13時間後に何も無かったかの様に息を吹き返した)
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マジか・・・肉体的にも不死身かよ・・・
ゲーム 3-3
ボルグ「テニスを全て破壊された状態から
蘇るたび強くなる男がいるとスイスのアマデウスから聞いてはいたが・・・
自分の目で見極めさせてもらった」
「フン・・・そうかよ
ならプロの力で俺を止めてみな!!」
ボルグも、更に・・・・
平等院(テンポが速くなりやがった・・・!!)
更に逆を突き、攻めに転じるボルグ!!
ならばーーーーーーーーーー
「Gargantua hail in Libya
(リビアに振るガルガンチュアの雹)」
幾重にもボルグのコートに降り注ぐボール・・
その数は、10球打ちをはるかに凌ぐ数・・・
ものともせず、全てのボールを打ち返す!
しかし、すべての打球を追わせることは作戦だった・・
ようやく、ボルグの額に・・・
平等院「・・・やっと汗かきやがったな」
ボルグ「・・・戻る時間を巧く稼いだか」
平等院「キサマも人間って訳だ」
サービスゲームをキープし続ける・・・!!
2セット目 6-6 !!
タイブレーク・・
ミニサービス、そしてボルグのサービスもブレークし続ける。
左右に走らせようとするラリーにも動揺せず攻め続ける!!
3-0 日本!!
雄たけびを上げる平等院!
徳川「お頭の動きが・・・ここへ来て更にキレ始めてる」
(こ これがアンタの言っていた世界を獲る覚悟か・・・)
平等院が・・・
リョーマ(あ あれは・・・)
意識があるのか、ないのか・・・視線が定まっていない・・?
目元に、首筋に血管が浮き出し、ボルグを睨みつける・・・
6-0 平等院!!
三船「この試合に
命を掛けるつもりか
平等院」