「ずいぶん卑怯なテニスだね・・・
だから兄貴
アンタをぶっ倒す事にしたよ」
「テニスを失うぜチビ助!!」
「今度こそ真剣勝負・・・」
「チビ助弱ぇーからなぁ」
「若者は教えられるより刺激される事を欲する
とかのゲーテは言った!!」
戦って差し上げろリョーガ・・・
ただしドイツとの決勝の後にだ!!」
日本VSドイツはドイツが勝つことを想定し、
さらにそれを口にするということは。
自分たちが勝つということ。
日本ベンチに戻り、結果を伝えるリョーマ・・・
「そうか・・・スペインが決勝を決めたか
アメリカ・・・残念だったな
「・・・お頭 アンタに一つお願いがあるんスけど」
いよいよ幕を開けるD1 !!
ドイツ代表D1
M・ビスマルク&E・ジークフリートペア
日本代表D1
種ケ島修二&切原赤也ペア!!
ミハエル「よう友人!」
切原「おお〜〜〜っあん時のヒーロー!?」
種ケ島「自分ら面識あるんかい?
ビスっちはこの大会後にプロ転向が内定しとるらしーわ」
「ああ・・・契約金100億ドルの使い道に困ってな(嘘)」
ジークフリート「おい!!
お前ら日本はここで終わり・・・DEATH」
でた・・・某ドラマ、某常務の、あのセリフ・・・(ですよね 笑)
「デュークさんのホームランで死んでた奴じゃん♪」
いきなり切原の口を掴みかかる口を鷲掴みにする・・・
「この口を閉じとけ!」
「ほうら赤福そこまでにしとき」
「お前もだよジーク」
そこはかとなく種ケ島とミハエルが止めにかかりいよいよ試合開始!
エルマー「世界最強の今回の王者ドイツ代表
穴があるとしたら 俺しかいねえぇ!!
そんくらい分かってんだよクソッ
だからこの試合で・・・」
俺という存在を全世界に認めさせてやるぜ!!エルマーのサーブ!
種ケ島が返球!
ロブになったところをミハエルが背面でバックボレー
切原が何とか拾う
(詰めが速い プレW杯の時とは別人になっとるわ!!)
ミハエル「さぁ少しは楽しませてくれよ!!」
種ケ島が返球に備える・・・が、切原がポーチ!
「思い通りにさせるかバーカ!!」
いつの間にか。。。
切原とミハエル二人だけでのラリーが始まる!
その打ち合いの中・・・
「コイツは厄介やな」
「『矜持の光』かい!?」
しかしそのショットも返球しミハエルの横を射抜く!
がギリギリアウト・・ファーストポイントはドイツに・・。
(何なんだコイツ)
「へえ〜アンタも・・・『天衣無縫』なんだぁ」
ジャッカル「信じらんねぇ・・・こんな短期間で赤也・・・・・・」
柳「精市が『天衣無縫』になれずとも彼等と互角に戦えると証明した事で
赤也は壁を打ち破る事が出来たようだ」
平等院「野郎・・・格好の獲物を見つけた様だぜ」
切原「一生のお願い聞いてくんないっすか?」
エルマー「ミハエル ちょっと頼みがあるんだけど
切原は見守る立場の種ケ島に、そしてエルマーはミハエルに・・
二人「あの野郎を!!
シングルスで倒してぇ!!」
種ケ島「どー言う事や?
ダブルスの試合はしよるけど・・・」
ミハエル「俺らは手を出すなって事みたいだぜ」
「このセットだけですよ・・・」
「好きにせぇ」
お互いのパートナー。
そして、レンドール、三船両監督とも1セットのみの変則シングルス対決に了承。
切原「幸村部長ーっ
こいつ倒して『天衣無縫』の奴等に
吠え面かかせてやりますよ!!」
(チームの為でもなく 誰かの為でもない
自分の為だけに戦える男ーーー
それが切原赤也の強さだ)
「ククク・・・光ってられんのも今のうちっすよ」
「せいぜい無駄に足掻いてろ!!」
( 『天衣無縫』笑えるぜ!
相手なんて関係ねぇ 自分のテニスに集中しろ切原赤也!
幸村部長が教えてくれたようによぉ)
リョーマ「『天衣無縫』と互角に打ち合ってんじゃん」
真田「昨夜はお前の『天衣無縫』の前でまともにラリーすらさせて貰えなかったのにな」
柳「赤也は精市と違って五感を奪う事や捨てる事は出来ない
赤也の怖さは集中力・・・
アイツは確実にそれを認識し始め
今や『集中爆発(しゅうちゅうバースト)』状態に達した」
切原「『天衣無縫』狩りだぁーーーっ!!」
柳「−−−−−−−−−ただし
『集中爆発』は1ラリー持っても・・・
10秒がいいところだろう」
糸が切れたように息が上がりポイントを取られ返す・・
天衣無縫のこれまた若き才能、エルマーにこの1セット、立ち向かうことが出来るのか!?
来月はお休み!
再来月号へ続く!!
(涙)