真田VSオジュワール・・・佳境!

令和一発目の表紙はやっぱりリョーマ君!

ドロンに説く皇帝の哲学とは!?



「真っ向勝負・・・
キサマの特異な戦い方で戦いそしてねじ伏せる」





(五車の術に掛かったフリをしてここまで拙者を欺き続けて・・・
あちゃ〜完全に騙されたでおじゃるよ)


良いでしょう・・・・・・
ここからはそのマッコウジョウブ
受けて立つでおじゃる!




ねじ伏せる・・そして本来の持ちうる技で・・


「疾きこと・・・」



へへッ 知ってますよ♪ 疾きこと風の如く・・・でしょ?




疾きこと嵐の如く


あら・・・・・・し?流れは易々と渡さぬでおじゃるよオシショーサマ!


じぇじぇじぇ
しまった・・・!!

来る!火のグラウンドスマ・・・



侵略すること炎の如く!!


ジョナタンに聞いた『風林火山』とはまるで違う・・・!?


大曲「黒ボウシめ勘弁しろし・・・
忍耐力だけじゃなく自分の技自体も磨いてやがったってか?」



真田の風林火山」・・

己の鍛錬により


「嵐森炎峰」(らんしんえんぽう)へと進化を遂げた!!





「来い!」



滅茶苦茶悔しいでおじゃるよオシショーサマ・・・・・・・・・



「なら全力で来い! 真っ向から叩き潰してやろう」


仕方ないでおじゃるな・・・


拙者を信頼して使ってくれた仏代表の皆の為に




温厚なカミュですら、

そして今の今まで見下ろして戦っていた真田ですら・・

フランスにいながら日本の忍者に憧れる一人の少年に表情が一変する・・



それは、里の祖母に禁じられた・・・



目を閉じ、静かに印を組みながら唱える・・・



臨・兵・闘・者・皆・陣・裂・在・前・・・



ドロンの体をまといだすオーラ


真田も。


平等院も、デュークも・・・危機感を帯びるコート・・・


そこに・・



そこまでだよオジュワール・・・

キミの革命はまだ今では無い



後ろから体を支え、ラケットを優しくドロンから離すカミュ。


瞬間、我に返るオジュワール・・・




オジュワールの棄権をカミュが申し出る・・



フランス選手の棄権により・・・シングルス2勝者 真田弦一郎 よって


準々決勝 3勝1敗で日本代表の勝利!






なる程・・・



一人、合点がいったように静かに笑う平等院



「最後ちょっと危なかったっスね」


病院から舞い戻ったリョーマ。


ゴールデンエイジ・・・か


その姿を認めたプランス・・・まだフランスの負けに呆然としている・・

王子・・・さぁ胸を張って勝者達を称えましょう


・・・あぁ



試合後・・・

お互いのシングルス1・・


カミュ・・・結局戦えず仕舞でしたなぁ


それもまた運命の悪戯かもしれないね・・・デューク


ここで決着付けますかな


二人が静かに目を閉じる・・・


沈黙の後・・・問いかけるデューク・・



テニスの声・・・聴こえましたかな?



メルシー 勿論だよ


この大会最低3人メンバーに入れる事を義務付けられた中学生の使い方が

勝敗のカギを握っていたのかもしれないね

・・・そしてフランスの若き革命児達を抑え込んだ
日本の若き才能達が次世代のテニス界を担っていくだろう



ところで我々の試合の勝敗 見えましたかな?



デュークの問いには答えずに、その一言とともにデュークと固い握手を交わす。


世界に革命を起こしてくれ






勝ったものは、負けた者たちの思いも背負っていく。。


そしてテニスの声でカミュに見えた日本代表に見えた未来とは・・・






一方、ドイツ代表の練習施設内に、


一人の男が、

練習を積む男とコートを挟んでいた・・



日本の中学生代表キャプテン・・跡部景吾・・

そしてドイツへ、プロになるため覚悟と決意を胸に一人進む・・


日本の至宝でありドイツ代表・・手塚国光


公式戦でぶつかる前に、・・・・?




今月、おしまい!!

あぁ!!この二人がそろうと緊張感がやばい!!
どうなるんだ!どうなるんだぁぁぁぁぁぁ!!!