次世代世代を担う若き二人が笑みを浮かべ楽しむかのように試合は続く・・
平等院「中学生(ガキ)の分際で面白ぇよな徳川よ
もう背負ってるみてーだぜ・・・・・・
覚悟を!!」
リョーマが1セットを取り返す、ファイナルセットへ向かう。
サムライと騎士・・・
それぞれの意地と、プライドと、覚悟がぶつかり合い・・・
剣と剣を交える・・・一進一退・・・
3セット目はは、6-6のタイブレークへ・・・。
長く続くタイブレーク・・・
不二「この試合 お互い『光る球』は封じられているね」
(スーパースイートスポットを見極めてカウンターで返されたら威力は二乗・・・)
白石「だが王子にはどんな打球でもエースを決められる切り札がある
越前クンの方が圧倒的不利や・・・」
しかし、仕掛けたのは・・・リョーマ!
「『光る球』を打ったぁーっ!?」
プランス「(万策尽きたか帽子・・・・・・)
それはもう見切ったと言っただろう!!・・・」
(お前の『光る球』でお前自身の希望をも打ち砕いてやろう!!)
『光る球』が、倍になってリョーマを襲う!!
カミュ(革命の夜明けだね・・・)
「あれはもうスーパースイートスポットでもガットを突き破られるぞ!!」
打球に立ち向かうリョーマ!!
平等院(何する気だ越前リョーマ!!)
ボールをスーパースイートスポットに当てた位置を中心に・・
激しい威力を抑え込むかのようにラケットを中心に体を宙に反転させ返球する!
(表現下手ですいません・・・ぜひS.Qでチェック! 汗)
(帽子・・・スーパースイートスポットのその先を見極めるかよ)
返しきれない・・・
プランスはその一瞬で判断した・・・
しかし、負けたくない・・・
その一心で・・・
『光る球』を破るためにリョーマに次々と突き破られたラケットを手に取り重ねて返球する!!
二本のラケットを例え打ち返せたとしても反則だと言う事は分かっていた
それでもーーーー
威力を相殺されたボールはネット前に落ちる・・・
リョーガ「真剣勝負やってんじゃねーか・・・チビ助」
そこに・・・ボールの下にスライディングし、ドライブBを放つリョーマ!!
「 ゲームセット ウォンバイ日本!! 」
「勝ったよ・・・」
試合が終わった瞬間、視力を尽くし元に満足げに笑みを浮かべ、気を失うリョーマ・・・
☆・・・・・☆・・・・・☆
そしてシーンは、先月号の最初のページに向かいます・・
プランス「お前みたいなクレイジーな奴は初めてだ・・・アハハハ」
リョーマの病室を出ると心配そうに待つ桜乃の姿・・・
「・・・セリシール お見舞いに来たのか?」
「あの・・・凄く凄くいい試合でしたっ!!」
「?」
「二人とも楽しそうで・・・
テニスが本当に好きなんだなぁ〜って・・・」
(なんて素敵なコメントなんだ・・・
なんてキュートな性格なんだ)
「くそう帽子め 羨ましい奴だな!」
しかし、まだ桜乃ちゃんを諦めきれず・・・
「セリシール・・・ボクとはペンフレンドから・・・」
「ホント 面倒臭い奴だね」
プランスに微笑む目が覚めたリョーマ・・・
桜乃に投げかけた言葉を飲み込み、肩をポンと叩き去り際に・・
「王子様のお目覚めだ!」
会場がギョッとしている・・・
コートにはシングルス2の二人が相対する・・・
準々決勝フランスVS日本の第4試合を始めます
シングルス2 日本代表 真田弦一郎 VS フランス代表 オジュワール・ドロン
しかし・・・ドロンといきなり菊丸を超える6人に分身するオジュワール!
果たして、オジュワールの実力は・・・!?
次号に続く!!