決勝ラウンドを見据え選手を入れ替えた日本代表の新たな戦いが始まる!
これよりU-17準々決勝フランスVS日本の試合を始めます!!
デュークをS1に・・と奮闘した高校生達・・そこに一つの疑問・・
徳川「『義』では世界を獲れないんじゃ・・・?」
平等院「当たり前だ!
これは監督の采配だ
決勝トーナメントから3セットマッチになる
競合との死闘が続くが故
俺や種子島や鬼そして徳川・・・お前を温存したんだろうよ!!
それに越前リョーマ」
「アイツが帰ってきて中学生たちの目の色が変わりましたね。」
第1試合 ダブルス2、入場!
コートに入るや否や、客席、日本ベンチへすらも方々にポーズを取り始まる・・
そのあとにはシャッター音の嵐・・・
一人は高校生(高3)、トリスタン・バルドー、そして長袖ジャージの下に素肌が見える、”パリコレ”、ことティモラ・モロー(高2)
そのポーズを取りながら歩く姿はまるで・・
跡部「・・・ラ ランウェイじゃねーの」
あの跡部さんが苦笑い!
「羨ましそうやな跡部?」
「バ・・・バカ言えっ忍足!!」
フランスベンチには、真田に書道を清書してもらった通称、”おじゃ〜るが”真田を見つけます。
「オシショーサマ!オシショーサマ!!」
柳「弦一郎・・・いつから弟子をとった?」
「書道のか・・・?」
忍者道具を身に着けているおじゃ〜る・・・
そして通称”王子”はなにやら客席をキョロキョロ・・・
「居ないぞ・・・彼女が・・・!!!」
そう、昨日、馬に乗せ、コートまでエスコートした桜乃ちゃんが客席にいません・・
突然馬を駆ってコートを飛び出します!
「カミュ!ちょっと出掛けるぞ!!出番が来たら連絡をよこせ!」
「全く・・・困った王子だね」
と、言いながら、奥様こと、ラケットに語り掛けます。
「mon amour この日本戦の勝利を一緒に見届けてくれるかい?
さぁ革命の夜明けだ!」
ベンチコーチ席の三船・・
「思い出すなぁ〜!世界的デザイナーだったときの事を!!
さて・・・日本もイケメン対決でも負けてはならんのじゃ〜!!
君島!魅せて来い!」
「やはり・・・そうなりますか!」
君島、お得意のポージングで決めてこれまた会場を沸かせます!
「もう一人は(ガキ)中学生のイケメン・・・
白石蔵ノ介!出番じゃ〜!!!」
来ますよ!いつものあ白石さんのセリフが!!!
「はい・・・」
出ない!絶頂が出ない!!
静かに闘志を胸に秘め、コートへ向かう白石・・・
その中の空気に会場はブーイングが起こる・・・
いや、なんで?(笑)
トリスタン「・・・その節は世話になったなキミジマ!」
「ああ・・・あなたがイケメン過ぎてフランステニス界を追放されかけた件ですね
お気になさらず」
君島の交渉術は日本を飛び越えていました(笑)
「だが!試合の中では貸し借りはナシだ!全力でぶつかろう!!」
「勿論です!ですが・・・こちらには中学生が入っていますので・・・集中攻撃などせぬようお手柔らかに頼みますよ」
ティモラが身構える・・・!?
「パリコレの美学に反するってよ・・・フッ
テニスは年齢でやる訳ではないだろ?それに白石(カレ)に失礼だよ」
サービスはフランスから!3セットマッチの戦いが始まる!
左利きの白石をデュースコートである左側に立たせる君島・・・
「・・・さぁ ショーの開幕です!」
裕太君「兄貴!どーいう事だよ!」
不二君「利き腕の異なる選手がダブルスを組むときは・・
左利きがアドコート(右) 右利きがデュースコート(左)を守るのがセオリーなんだよ」
佐伯「その方がお互いサイドをフォアで打てるから強打もしやすいし守備範囲も広がるからね」
裕太君「じゃあ白石さんたちどうして・・・?」
トリスタン「意表をつくつもりなら 俺達には効かないぜ!!
君島(セオリー通り外に逃げるスライスサーブ!!
でもスピードは必然的に落ちますよね・・・!白石君!)
それを読み切り白石の作戦を伝えていた君島・・
「キミ様の言う通りや この位置ならストレートもアングルも狙い撃ちできる!」
相手の動きを見据えショットを打ち込む白石・・
しかし、フェイクにフェイクを重ねた動きで、ファーストポイントは華麗にティモラが決める!
白石「すみませんキミ様・・」
君島「パリコレの動きちょっと厄介ですね」
「さあ ポージング対決の始まりだ!」
白石の覚醒なるか!?
次号へ続く!