遂にブロック戦ラスト!
世界2位に挑む日本のチーム梅!
平等院鳳凰、デューク渡邊、大曲竜次、入江奏多
亜久津仁、石田銀、木手永四郎
っと・・その前に、
ハッピーサマーバレンタインの先生インタビューもお見逃しなく♪
平等院「ギリシャを圧倒しやはり世界No.2の実力を見せて来たスイス・・・・・
あなどれんがしかし・・・!
勝つのは俺たち日本『チーム梅』だ!!」
強い思いを胸にメンバーにハッパをかける日本の主将!
スイスとの戦いはダブルス2戦同時スタート
日本代表 スイス代表
デューク渡邊&石田銀 VS アンリ・ノーベル3世(中3)&ペーター・ランビエール(高3)
大曲竜次&木手永四郎 VS ランディ・ブグ(中3)&アルバート・フェデラー(高3)
大曲のラケット二刀流に驚く試合開場!
アンリ「忍者の様だね
でもここガラ空き」
身体を目いっぱい動かし、多大なスタミナで迎え撃つ二刀流には
大きなアクションを起こす所に穴がある。
即座に見抜くアンリ。
その打ち込んだ「穴」に・・・現れたるは木手の姿。
縮地法によってカバーする。
アンリ「ふーん」
意に介さず、大曲への返球の後、同じ様に開いたスペースを打ち込む。
それを縮地法で追いつき返球のしようとした瞬間・・・
通常とは違う方向へバウンドが変わり返せない・・・
アンリ「どこへでも一歩で行けても・・・・・・
それじゃあ二歩目は無理だろ」
ペーター「くぅ〜〜さすがスイスの貴公子アンリちゃん!!
俺が次やろうと思ってたんだぜっ!!」
アンリ「・・・どうだか」
ペーター「・・・そんじゃ俺は別の攻略法見せてやっからよ」
それをベンチで見つめるスイス代表監督 ジン・オノジイハ 御年 82歳
「あぁ〜〜勿体無いわい
スイスの若き天才貴公子と
才能の塊スイステニス界の至宝のダブルス
あぁ〜〜勿体無いわい」
木手「流石は世界No.2のスイス代表・・・
一筋縄ではいきませんねぇ
・・・・・・ん?」
なにやらラケットバッグをごそごそと探る大曲
「おうよキテレツ・・・」
ぱっとラケットを木手へ放り投げて受け取る木手・・・
いくら私が器用だからって・・・面白そうそうですねぇ
大曲の奇策!
二人で木手と共に二刀流!
ここで一話終わり・・・
表紙にはドイツ代表、のブロック戦の手塚の後ろ姿!
戦うはTUBE共和国。。
D2 6-0 D1 6-0 S3 6-0 とドイツ快勝です(笑)
試合、もう一方はパワー対決!
ワシらの仲間がそれぞれ精進していた様にワシもこのU-17代表で
押す波動球だけや無く引く波動球をも習得する事が出来た それが・・・
「裏・・・参拾六式波動球!!」
銀さん、波動球の裏版を会得!
なんだか不二君のクリティカル・ウィンド みたいですね。
「ワシの波動球は裏と合わせて216式まであるぞ」
ランディ「アルバート どうする やっちゃう?」
アルバート「やっちゃうかランディ」
まさに、不二と組んだ時のデュークのように・・
北斗の○の様に・・・
上半身を盛り上がらせてジャージを破り筋肉隆々の臨戦体制になった。
スイスの選手二人とも。。(笑)
当然対抗してデュークも臨戦態勢。
スイスの応援団からも
「why?」
まぁ・・はい。。。その通りです(笑)
「さぁ 楽しくなって来ましたなぁ」
一方会場外で堀尾がホットドックに被りついている。
カチロー、カツオが日本の試合、始まってるぞ!!と焦らせる。。
「チッチッチッ 日本はもう2連勝なんだぜ
お前ら心配性だなぁ
3連勝でBブロック1位通過間違いなしでしょ!」
この1年トリオの3人の絡み久々だなぁ。。。
対戦表は以下の通り
スイス(2) | ギリシャ(10) | オーストラリア(18) | 日本(23) | |
スイス | 3-0 | 2-3 | ||
ギリシャ | 0-3 | 0-3 | ||
オーストラリア | 3-2 | 0-3 | ||
日本 | 3-0 | 3-0 |
1位 日本 2勝0敗
2位 スイス 1勝1敗
2位 オーストラリア 1勝1敗
3位 ギリシャ 0勝2敗
確かに勝敗表を見た時点では日本有利。
会場に入る3人は衝撃を受ける・・
「ダブルス2つ共負けてる・・・」
本戦始まって初めて敗戦・・・
平等院「2連勝に浮かれ過ぎたな これが世界No.2 スイスの実力」
「チッ・・・」
舌打ち一つ、しかし物怖じせずコートに向かうのはS3・・・
「まだ日本は負けた訳じゃねぇ」
亜久津だぁ!!!!!S3 亜久津!出陣!!!
そして、スイスのS3・・
異様な雰囲気を纏い、
会場の空気を一変させる。
オーストラリアに敗れた1敗、
その汚点を晴らすかのように、
日本のここからの逆転の目を、
希望を奪うかのように
ボルグに続くプロ選手
スイス代表、アマデウス、登場
(アマデウスについては以前に一度、ドイツのQ.Pが要注意要人物として挙げていた一人。
2015年1月号。135話をチェック!)
それは、一瞬の判断だった。
日本を世界の頂点へ導くと心に誓う、キャプテンとしての選択。
負ける訳には、行かない。
平等院が静かに亜久津へ告げる
「・・・選手交替だ」
平等院の胸ぐらを掴み、顔を近づけ叫ぶ亜久津!
「シングルス3は俺だ!!」
睨み合う二人、
静まり返る開場・・・
「よし行け・・・
ただし負けたら日本へ帰れ」
その覚悟があるのか・・・・
プロであろうと、甘い考え、プライド、無様な負けなど許さない。
平等院がそう日本へ帰れの一言にそう告げているはずだ。
「上等だ」
たった一言で。
平等院に背を向けコートへ向かう亜久津・・
日本代表己として。己の信念を胸に、コートへ立つ・・・
次号へ続く!